順位, 9位. 勝点, 34, 試合数, 24. 勝数, 10, 引分数, 4. 敗数, 10, 得点, 31. 失点, 39, 得失点, -8.
出典: Jリーグ - 北海道コンサドーレ札幌 - スポーツナビ - Yahoo! JAPAN
「コンサドーレ札幌、弱い…」最近、SNSやネット上でそんな言葉を目にする機会が増えていませんか? 2024シーズンに9年ぶりにJ2へ降格し、1年でのJ1復帰を誓ったはずの2025シーズン。
しかし、現実は甘くありません。8月2日のサガン鳥栖戦では1-0で勝利を掴んだものの、その前節ではジュビロ磐田に1-5と衝撃的な大敗を喫するなど、チームのパフォーマンスは不安定そのもの。
現在、J2リーグで9位(8月2日時点)と、昇格圏内にはほど遠い位置にいます。
なぜ、あれほど攻撃的で魅力的なサッカーを見せていたはずの札幌は、ここまで苦しんでいるのでしょうか?岩政大樹新監督のもとで何が起きているのか?長年のサポーターも、最近ファンになった方も、多くの人が同じ疑問を抱いているはずです。
この記事では、大手メディアではなかなか踏み込めない「弱さ」の正体に、サポーター目線で徹底的に切り込みます。守備の問題、得点力不足、相次ぐ怪我人、そして新監督の戦術…。
複雑に絡み合った課題を一つひとつ解き明かし、コンサドーレ札幌が再び輝きを取り戻すための道筋を探ります。
なぜ今、「コンサドーレ札幌は弱い」と言われるのか?2025年の厳しい現実
「コンサドーレ札幌が弱い」―この言葉が今、サポーターの間で現実味を帯びて語られています。その最大の理由は、2024シーズンのJ1からの降格と、それに続く2025年シーズンのJ2での苦戦にあります。
9年ぶりにJ2の舞台で戦うことになった今シーズン、誰もが「1年でのJ1復帰」を期待していました。しかし、蓋を開けてみれば、現実は厳しいものでした。
2025年8月2日現在、チームはJ2リーグで24試合を消化し、10勝4分10敗の勝点34で9位。得失点差は-8と、攻守のバランスが崩れていることを数字が物語っています。
特に衝撃的だったのは、7月12日のジュビロ磐田戦での1-5という大敗です。この試合は、チームが抱える問題点を凝縮したかのような内容で、多くのサポーターに不安と失望を与えました。
直近の鳥栖戦で1-0と勝利し、一筋の光が見えたものの、シーズンを通した不安定な戦いぶりは拭えません。
SNS上では、特にシーズン序盤の開幕3連敗ノーゴールという最悪のスタートを切った際には、「弱すぎる」「勝つ気ないなら行かない」といったファンの厳しい声が飛び交いました。
これは単なる結果に 対する不満だけでなく、長年チームを応援してきたサポーターだからこその、もどかしさや愛情の裏返しでもあります。J1復帰という高い目標と、現在の順位との大きなギャップ。
これが、「コンサドーレ札幌は弱い」という評価に直結している最大の要因なのです。😥
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野球もサッカーもダイナミックプライシングでダイナミックな金額になりうるのは大体経営基盤が弱いチームだという印象 千葉ロッテ然り東京ヤクルト然り北海道コンサドーレ札幌やアビスパ福岡然り 浦和は知らん
一言、あきらめは悪いほうなんで。 弱いくらいであきらめるなら、人生の半分以上を応援になんて注ぎ込めないよ。 #北海道コンサドーレ札幌 #コンサドーレ札幌
弱いから負けたのは仕方がない。 ただし目の前で起こってるのにそれを見ていないで、報復行為ではなくアクシデントとしてイエローを出すようなセンスの欠片もない主審は出場停止にしてくれよ #コンサドーレ札幌 #磐田札幌 #consadole
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守備崩壊は伝統?失点が止まらない「マンツーマンディフェンス」の罠
コンサドーレ札幌の「弱さ」を語る上で、避けては通れないのが慢性的な守備の脆さです。これは今に始まった問題ではなく、ペトロヴィッチ前監督(ミシャ)時代から続く、いわばチームの「伝統」とも言える課題でした。
攻撃的なサッカーで多くの得点を生み出す一方で、その裏では常に失点のリスクを抱えていたのです。ミシャ監督が守備練習に多くの時間を割かなかったことは、ファンの間では有名な話でした。
その根底にあるのが、「マンツーマン」を基本とする守備戦術の弊害です。マンツーマンディフェンスは、一人ひとりが相手を捕まえるシンプルな戦術ですが、相手チームに巧みなポジションチェンジや流動的な動きをされると、マークのズレや広大なスペースが生まれやすくなります。
近年のサッカーでは、多くのチームが可変システムを採用しており、札幌のマンツーマンはその格好の餌食になってしまうのです。特に、攻撃時にサイドバックが高い位置を取る札幌のスタイルは、ボールを失った瞬間に守備陣形に歪みを生じさせ、カウンターから簡単に失点するパターンを繰り返してきました。
2024シーズンの東京ヴェルディ戦で見せた緩慢な守備対応は、SNSで「酷い」「これが戦う姿勢か?」とファンから痛烈な批判を浴びるほどでした。これは単なる技術的な問題だけでなく、球際での厳しさや闘う気持ちといったメンタル面での課題も浮き彫りにしています。
どれだけ攻撃が良くても、簡単に失点していては試合に勝てません。この「失点体質」を改善しない限り、チームの浮上は難しいでしょう。🥅
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北海道コンサドーレ札幌みたいな失点 鳥栖サポーターの皆さん 気持ち理解出来ます
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決定力不足が深刻…攻撃的サッカーなのに点が取れないジレンマ
「守備が弱いなら、それ以上に点を取ればいいじゃないか!」そう思うファンも多いかもしれません。しかし、今のコンサドーレ札幌は、かつての代名詞であったはずの攻撃力にも深刻な課題を抱えています。
ボールを保持して敵陣に攻め込む時間は長いものの、それがなかなかゴールに結びつかないのです。
この得点力不足の背景には、いくつかの要因が考えられます。一つは、キープレイヤーの不在です。例えば、圧倒的なスピードで相手の背後を突くことができたFW小柏剛選手のような存在がいないと、攻撃が単調になりがちです。
彼の動き出しは、自身が得点するだけでなく、相手ディフェンスを引きつけて味方のためのスペースを作り出す効果もありました。彼の不在は、チーム全体の攻撃力を低下させていると言えるでしょう。
また、ストライカーの不在も深刻です。ファンからは「点取れる選手が少なすぎ」という声が上がっており、ゴール前での最後の仕事、つまりフィニッシュを確実に決められる選手が不足しているのは明らかです。
さらに、選手たちが決定的な場面でシュートを撃つことを躊躇したり、パスの選択肢に迷ったりする場面も目立ちます。これは、自信の欠如の表れかもしれません。攻撃的なスタイルを標榜しながら、肝心のゴールが奪えない。
このジレンマが、チームをさらに苦しめているのです。⚽️
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2025年J2で3連敗を喫したコンサ ドーレ札幌について、なぜ勝てないのか、ストライカー不在などの課題を解説している動画です。
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勝った。鳥栖の決定力不足に助けられた感はあるが、今の札幌に必要なのは勝ち点3。 これはこれでよしとする。 #consadole #コンサドーレ札幌
結局決定力あれば勝てるから 最下位に低迷してても マリノスみたいに抜け出 せるよね 北海道コンサドーレ札幌の 万年決定力不足 スカウティングの問題なのか 育成の問題なのか よくわからんけど根が深すぎる #consadole
近藤選手が1点決めてたら こんな苦しい展開になってない 北海道コンサドーレ札幌選手は もう少し何とかならんのかね 決定力不足がこわくて シュート撃つのこわがってる様にしか 見えないよ ほんとに勝ちたいのかな🤔 #consadole
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また怪我人…主力離脱が止まらない負の連鎖と薄い選手層
守備が崩壊し、攻撃も機能しない。そんな苦しい状況に追い打ちをかけているのが、毎シーズンのように繰り返される主力選手の負傷離脱です。これはもはや「不運」だけでは片付けられない、クラブが抱える根深い問題と言えるでしょう。
ファンからは「監督の練習が悪い」という声もあれば、「クラブのメディカル体制に問題があるのでは?」と指摘する声も上がっています。
2025シーズンも、この負の連鎖は止まりません。DFの中村桐耶選手が左膝後十字靭帯部分断裂という大怪我を負い、同じくDFの岡田大和選手や馬場晴也選手も負傷者リストに名を連ねました。
中盤の要である深井一希選手も、これまで両膝に5度もメスを入れるなど、常に怪我と戦いながらのプレーを余儀なくされています。これだけ主力が次々と離脱してしまえば、チーム力が低下するのは当然です。
この問題の根底にあるのが、選手層の薄さです。「少数精鋭」と言えば聞こえは良いですが、現実には怪我人が一人でも出ると、チームのやり繰りが一気に苦しくなってしまいます。
代わりに出場する選手は経験が浅かったり、本来のポジションではなかったりするため、チーム全体のパフォーマンスが安定しません。この「怪我人の多さ」と「選手層の薄さ」という二重苦が、チームを負のスパイラルに陥らせている大きな要因なのです。🩹
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北海道コンサドーレ札幌 明日の磐田戦は前回のように中二日、且つ DFのターンオーバーができないという事はなし。 ※怪我人はいますが… あの日、ホームで落胆した人々を 笑顔にできるタイミングです。やりましょう!!
北海道コンサドーレ札幌 自分たちの時間帯が中々作れない中でも勝利し「上位との勝ち点を縮めた事」が未来に繋がりますように。 あと左右SBの怪我人続出状態でも創意工夫で次の磐田戦に勝ち、よい中断期間を迎えられますように。
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岩政監督の理想と現実のギャップ。新体制の戦術はなぜ機能しない?
2025シーズン、コンサドーレ札幌は大きな変革期を迎えました。長年チームを率いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督が退任し、新たに岩政大樹監督が就任。多くのファンが、新体制への期待に胸を膨らませました。
岩政監督は、鹿島アントラーズなどで見せた知的なプレースタイルと同 様に、指導者としても独自の哲学を持っています。
その哲学とは、「戦術的なキーポイントを伝えると、勝手に選手が絵を見つけるようになっている」というもの。つまり、監督がすべてを細かく指示するのではなく、選手自身の判断力や創造性を引き出すことを目指しています。
これは、長年ミシャ監督のトップダウン式とも言える戦術に慣れてきた選手たちにとって、大きな変化です。しかし、この理想的なサッカースタイルが、今のところJ2の厳しい戦いの中ではうまく機能しているとは言えません。
理想と現実の間には、大きなギャップが存在します。特に、ボールを持っていない時の守備の規律や組織的な動きに課題が見られ、マンツーマンをベースにしながらも相手へのプレッシャーが甘くなる場面が散見されます。
サポーターからは「岩政監督の理想がJ2の現実と合っていないのでは?」という厳しい声も聞かれます。監督交代は、チームにとって大きな賭けです。岩政監督の戦術がチームに浸透し、選手たちがピッチ上で「絵を見つける」までには、もう少し時間と忍耐が必要なのかもしれません。🤔
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開幕3連敗ノーゴールでJ2最下位となった時期のコンサドーレ札幌について、岩政新監督の体制やチームの課題を考察する動画です。
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岩政監督興奮し過ぎw コンサドーレ札幌が1-0でサガン鳥栖に勝利。 札幌は上位鳥栖にクリーンシート見事な勝利👏 後半途中までスタッツ均衡、1つのミスが大きく響いたな
岩政監督は大丈夫だろうか 他のクラブが当たり前に対策している、対応していることがいくつもすっぽり抜けていた コンサドーレ札幌の浮き沈みの大きさは岩政監督の理想の大きさとリンクしているのだろうか
岩政監督ではJ1昇格は難しいと思います #コンサドーレ札幌
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「弱い」ままでは終われない!コンサドーレ札幌、J1復帰への3つの鍵
ここまでコンサドーレ札幌が抱える「弱さ」の要因を分析してきましたが、ただ課題を並べるだけでは意味がありません。ここからは、チームがこの苦しい状況を乗り越え、J1復帰という目標を達成するために何が必要なのか、具体的な改善策と今後の展望について考えていきましょう。
希望は、まだあります!✨
1. 守備戦術の修正と安定化
まず急務なのは、失点体質の改善です。マンツーマンをベースにするにしても、組織としての連動性を高める必要があります。誰がいつプレスに行くのか、相手の動きにどう対応するのか、チーム全体で守備の約束事を再徹底し、安定したディフェンスラインを築くことが不可欠です。
直近の鳥栖戦で見せた無失点勝利は、その第一歩となるはずです。
2. 攻撃のバリエーションと決定力向上
得点力不足を解消するためには、個人の決定力向上はもちろん、チームとして攻撃の選択肢を増やすことが重要です。単調な攻撃だけでなく、ミドルシュートやセットプレーなど、多彩な形からゴールを狙 う意識が求められます。
選手たちが自信を持ってシュートを撃てるような、メンタル面でのサポートも必要でしょう。
3. 怪我人対策とチームマネジメント
慢性的な怪我人の問題には、トレーニング方法の見直しやメディカル体制の強化といった、クラブ全体での取り組みが不可欠です。また、岩政監督の戦術を選手たちが深く理解し、ピッチ上で体現できるようになるには、監督と選手の密なコミュニケーションが鍵となります。
理想と現実のギャップを埋め、チームとしての一体感を高めることができれば、札幌は必ず巻き返せます。
シーズンはまだ終わっていません。サポーターの熱い声援を力に変え、これらの課題を一つひとつ克服していくこと。それこそが、コンサドーレ札幌が「弱い」という評価を覆し、再びJ1の舞台へ駆け上がるための唯一の道なのです。🔥
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この勝ち点3が北海道コンサドーレ札幌の8月からの快進撃の始まりだった。 「2025北海道コンサドーレ札幌J1昇格への軌跡」より #北海道コンサドーレ札幌 #consadole #コンサドーレ
後半巻き返しを狙う北海道コンサドーレ札幌が解消すべき3つの課題について書かせていただきました。 何卒よろしくお願いいたします。 #consadole #北海道コンサドーレ札幌
サポーターも”12”番として熱い応援をします🔥昇格を諦めてるサポーターはいないので選手達は全力で楽しんで頑張って欲しいです。 #コンサドーレ札幌 #consadole #J1昇格
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まとめ:「弱い」札幌は、ここから這い上がれるか?
この記事では、なぜ今「コンサドーレ札幌は弱い」と言われてしまうのか、その背景にある5つの根深い課題について、サポーター目線で深掘りしてきました。
- 厳しい現状: J1からの降格、そしてJ2での中位という成績が、「弱い」という評価の直接的な原因です。
- 慢性的な守備崩壊: 長年の課題であるマンツーマンディフェンスの脆さが、失点の多さに繋がっています。
- 深刻な得点力不足: 攻撃的なスタイルとは裏腹に、決定力のあるストライカーの不在が響いています。
- 止まらない負の連鎖: 主力選手の相次ぐ怪我と、それをカバーしきれない選手層の薄さがチーム力を削いでいます。
- 新体制の試行錯誤: 岩 政監督の理想とするサッカーと、J2の現実との間にギャップが生じ、戦術が機能しきれていません。
これらの課題は一つひとつが深刻であり、複合的に絡み合うことで、チームを苦しい状況に追い込んでいます。しかし、悲観してばかりではいられません。直近の鳥栖戦での勝利は、たとえ内容が完璧でなくとも、チームとサポーターにとって大きな希望の光となったはずです。
課題が明確であるということは、裏を返せば改善すべき点もはっきりしているということです。守備を安定させ、攻撃の形を再構築し、チーム一丸となって戦うことができれば、J1昇格の道は決して閉ざされてはいません。
シーズン後半戦、コンサドーレ札幌がこの「弱さ」を乗り越え、サポーターの期待に応える熱い戦いを見せてくれることを信じて、応援し続けましょう!