漫画家・江口寿史氏が、自身が手掛けた「中央線文化祭」の広告イラストについて、SNSに投稿された写真を元に描いたことを認め、モデル本人から事後承諾を得たことを報告した。 江口氏はX(旧ツイッター)で「先日来、中央線文化祭のポスターのイラストが、ある女性の写真を元に描いたのではないか、というご指摘がありました。その通りです」と説明。 「こちらの女性から使用許可の承諾をいただきましたので、改めて告知させていただきます」と伝え、クレジットを追記したイラストを再公開した。この対応をめぐり、SNSでは賛否両論が巻き起こっている。
出典: 漫画家・江口寿史、横顔そっくり!イラスト「承諾を得たので再度公開します」 SNS元に描くも→モデルから連絡 - オリコンニュース(ORICON NEWS)
最近、SNSで「江口寿史」の名前をよく見かけるな〜と思ってたんだよね。キャリア50周年を目前にした大規模な展覧会が各地で大盛況だって聞いて、「さすがレジェンド!」なんて思ってた矢先。
飛び込んできたのが「え、あの江口寿史がトレパク(無断使用)?」っていう衝撃的なワード。多くの人が憧れるポップカルチャーの巨匠に、一体何が起きてるの?って、気になって仕方なくなっちゃった。
ファンからの絶賛の声と、今回の騒動に対する厳しい意見が入り乱れてて、正直かなり混乱…。これはもう、自分でしっかり調べるしかない!と思って、今回の話題の真相と、今さら聞けない江口寿史伝説について、がっつりリサーチしてみることにしたよ!
え、マジ?SNS騒然の「イラスト無断使用」騒動を深掘り
今回の騒動の発端は、江口先生が手掛けた「中央線文化祭」の広告イラスト。これが「SNSで見かけた一般の人の写真にそっくりじゃない?」って指摘が相次いだんだよね。調べてみたら、確かに横顔の構図とか雰囲気がすごく似てる。
これに対して、江口先生自身が「その通りです」と認め、写真のモデル本人に連絡を取って事後承諾を得たことをXで報告したんだ。そして、モデルのクレジットを入れてイラストを再公開した、というのが一連の流れ。
この対応に、SNSでは「プロとしてどうなの?」「事後承諾でOKは違うだろ」っていう厳しい意見と、「ちゃんと対応してるし、そもそも江口先生の絵はトレースじゃない。再構築されたアートだ」っていう擁護の声がぶつかり合って、まさに賛否両論。
クリエイターの権利とか、インスピレーションと模倣の境界線ってどこにあるんだろう?って、すごく考えさせられる一件だった。影響力が大きい人だからこそ、これだけ大きな話題になったんだろうな。
正直、このニュースを知ったときはかなり驚いたけど、彼の作品がそれだけ多くの人に見られてるってことの裏返しでもあるのかも。
参考リンク
- 漫画家江口寿史、SNS写真無断商用利用&トレパクで波紋 過去には古塔つみ炎上例も - coki
- 人気マンガ家、“SNSの写真を無断商用利用”し波紋 “事後承諾で解決”も「プロが無断で使用するのは信じられない」「尊敬してたけどガッカリ」の声 - ニコニコニュース
「実は漫画家」ってホント?『ストップ!!ひばりくん!』伝説
今回の騒動で江口先生を知った人は「おしゃれな女の子の絵を描くイラストレーター」ってイメージが強いかもしれないけど、実はゴリゴリの「漫画家」としてキャリアをスタートさせてるんだよね。
私も最初はイラストのイメージが強かったから、調べてみて「え、そうなの!?」ってなった。特に伝説的なのが『ストップ!!ひばりくん!』。見た目は超絶美少女なのに、実は男の子っていう主人公「ひばりくん」が巻き起こすドタバタラブコメで、これが1981年に社会現象になるほどの大ヒット。
今でいう「男の娘」の元祖とも言えるキャラクターで、時代を先取りしすぎてた感がすごい。ただ、この作品、人気絶頂の中で突然連載がストップしちゃって、なんと27年越しに完結したっていう逸話も。
江口先生の完璧主義と遅筆っぷりはファンの間では有名みたいで、それもまた伝説の一部になってる感じ。今回の件で「イラストレーターだと思ってた」って声も多かったけど、本人は「漫画家」というアイデンティティをすごく大切にしてるみたい。
このギャップ、知れば知るほど面白い!
参考リンク
- 江口寿史 - Wikipedia
- 江口寿史『ストップ!! ひばりくん!』の人気爆発と行き詰まりを語る | miyearnZZ Labo
- 連載「時の音」Vol.16 江口寿史がイラストレーターで漫画家であり続ける理由 - TOKION
時代を超える「カワイイ」の天才!展覧会が大盛況なワケ
今回の騒動はちょっと残念だったけど、それでも江口先生の描く女の子がめちゃくちゃ魅力的なのは誰もが認めるところだと思う。ポップで、おしゃれで、どこか儚げで…。『現代の美人画』って言われるのも納得。
その人気を証明してるのが、全国を巡回してるイラストレーション展『彼女』。これが各地で大盛況で、総動員数12万人以上っていうから驚き。さらに、2024年から2025年にかけては、キャリア50周年を目前にした大規模展覧会「EGuchi in ASIA」も開催されてて、今まさに人気が再燃してる感じ。
なんでこんなに時代を超えて愛されるんだろう?って考えてみたんだけど、たぶん、ただカワイイだけじゃなくて、その子の日常とか、キャラクターがちゃんと感じられるからなのかな。
ファッションとかポージングもリアルで、「あ、こういう子いそう!」って思える親近感があるんだよね。だからこそ、今回の「リアルな写真を参考にした」っていう話も、ある意味では彼の創作スタイルの一部だったのかな…なんて思ったり。
もちろん、やり方は議論されるべきだけど、彼の描く絵の魅力の根源に触れた気がしたよ。
参考リンク
- 江口寿史イラストレーション展『彼女』 | 巡回展 - アイエム[インターネットミュージアム]
- 「江口寿史展」が福岡アジア美術館で開催へ。キャリア50周年を目前に - 美術手帖
- 江口寿史の描く「いい女」は、なぜ時代を超えて愛されるのか? | 著名人 - LEON
調べてみてわかった、巨匠の「今」と変わらぬ魅力
今回、江口寿史先生の騒動をきっかけに色々調べてみて、正直、知らないことばかりだった!単なるイラストレーターじゃなくて、時代を築いた漫画家だったこと。そして、今もなお展覧会が大成功するほど、多くの人を惹きつける魅力を持っていること。
今回の件は、クリエイターとしての倫理観が問われる難しい問題だと思う。でも、同時に、江口先生がリアルな女性の姿からインスピレーションを得て、あの魅力的なイラストを生み出してきたことも事実なんだろうなと感じた。
騒動はあったけど、やっぱり彼の描く女の子は唯一無二だし、これからも多くの人を魅了し続けるんだろうな。今回のリサーチを通して、ただ「すごい人」ってだけじゃなくて、色々な側面を持つ一人のクリエイターとしての江口寿史を知ることができて、もっと作品が好きになった気がする。
これからも彼の活動から目が離せない!