2025年2月下旬まで、ポケモンファンはハッピーセットを購入するごとに、ポケモンTCGの4枚入りブースターパックとステッカーアクティビティシートを手に入れることができます。
さらに、アメリカのポケモンファンは、マクドナルドのアプリを使ってハッピーセットを購入すると、『ポケモン トレーディングカードゲーム ポケット』で使える24個のパック砂時計と12個の不思議な砂時計を受け取ることができます。
(日本語訳)
出典: McDonald's & Pokémon Happy Meals Collaboration - Pokemon.com

現在、日本のマクドナルドでは、ハッピーセットのポケモンカードをめぐって、まさに争奪戦が繰り広げられています。転売目的の大量購入、フードロス問題、そして早すぎる配布終了……。

SNSでは連日この話題で持ちきりで、「子どもたちの楽しみが奪われている」と悲しむ声も少なくありません。そんな日本の熱狂とは対照的に、実はアメリカのマクドナルドでも独自のポケモンカードキャンペーンが開催されていることをご存知でしたか?

この記事では、日本の喧騒から少し視点を変えて、落ち着いてコレクションが楽しめる「マック ポケモン カード アメリカ」版に注目します。日本版とは全く異なるカードデザインの歴史、2025年の最新キャンペーン「Dragon Discovery」の詳細、そして過去に高額で取引されたレアカードまで、コレクター目線で徹底的に掘り下げます。

さらに、日本にいながらアメリカ版カードを入手するための具体的な方法も解説。「もう日本の争奪戦には疲れた…」という方、海外のユニークなカードに興味がある方は、ぜひこの記事を読んで、新たなポケモンカードの楽しみ方を見つけてみてください!

なぜ今「マック ポケモン カード アメリカ」が注目されるのか?

日本のマクドナルドが、ハッピーセットのポケモンカード配布で揺れています。2025年8月9日から始まったキャンペーンは、開始直後から人気が沸騰。しかし、その裏では転売目的の客による大量購入や、カードだけを抜き取って食べ物を大量に廃棄するフードロス問題が深刻化し、社会問題にまで発展しました。

多くの店舗で即日配布終了となり、本来楽しみにしていた子どもたちの手に渡らないという悲しい事態も起きています。この状況はテレビやネットニュースでも大きく報じられ、「マック ポケモンカード」というキーワードがトレンドを席巻しました。😥

こうした日本の状況が、皮肉にも海外のポケモンカードキャンペーンへの関心を高めるきっかけとなっています。特に、ポケモンカード文化が根強いアメリカでは、マクドナルドとのコラボは長年にわたり定期的に実施されており、コレクターたちの間では常に注目の的でした。

日本での入手が困難を極める今、「海外版なら手に入るのでは?」「アメリカ版はどんなカードなんだろう?」と考える人が増えているのです。日本とは異なるデザインや独自のラインナップを持つアメリカ版は、日本のコレクターにとって新鮮な魅力に満ちています。

現在進行中の2025年キャンペーンも例外ではなく、その詳細を知りたいという需要が高まっているのが現状です。🔥

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日本でのハッピーセット開封動画。多くの人がこのカードを求めてマクドナルドに殺到しました。

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マックのハッピーセット騒動がトレンド入りしていますの! 千葉のマクドナルドで、中国人がポケモンカードを大量に買い占めたみたいですの。 そして、彼らはそれを転売している様子ですの。 つまり、日本の子供たちの楽しみが中国人によって奪われたということですの。 #マックのハッピーセット騒動 pic.x.com/mjgwRV630i

トレンドにあるマックのハッピーセット騒動、TLにも数日沢山のポスト流れて来てて(たぶん一個見たからおススメに紐づけされてしまったせい)ポケモンカードとか興味無いからどうでもいいけど食べ物を粗末にするのは本当に許せない。せめて食べるとか誰かにあげるとかしてくれ、食べ物を捨てるなムキ

マックのハッピーセット、ポケモンカード転売問題はもう既に2021年アメリカの時から始まってたの?、もし本当にそうならもう本当に無理よ 戦争とか、エスカレーターの右側はあけるとか、人間の本能に染み込んでるものでどうしょうもないものだと思う、だから厳格なルール毅然とした態度を求めたいの

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アメリカのマクドナルド ポケモンカードキャンペーンの歴史と特徴

アメリカでのマクドナルドとポケモンカードのコラボレーションには、実は長い歴史があります。なんと、2011年以降だけで8回ものプロモーションが実施されているのです!

これは、数年に一度開催されるかどうかという日本と比べると、非常に頻繁であることがわかります。毎年恒例のイベントとして楽しみにしているファンも多いんですよ。🇺🇸

アメリカ版マックカードの最大の特徴は、その独自のデザインにあります。多くのカードには、キラキラと紙吹雪が舞っているような、通称「コンフェッティ(confetti)ホロ」と呼ばれる特別なホログラム加工が施されています。

これは通常パックのカードにはない、マクドナルドプロモならではの仕様で、コレクター心をくすぐります。✨

さらに、カードにはキャンペーンごとに異なる特別なセットシンボルや記念ロゴが刻印されているのもポイントです。例えば、ポケモンの25周年記念キャンペーンでは、ピカチュウのほっぺをモチーフにした「25」というロゴが入っていました。

こうした細かな違いが、それぞれのカードをユニークな存在にしているのです。

配布形式は、ハッピーセットに4枚入りのミニブースターパックが付属するのが一般的。そのうち1枚が必ずホロ仕様のキラカードで、残りの3枚がノーマルカードという構成になっています。

どんなキラカードが当たるか、開けるまでのワクワク感がたまりませんね!

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【最新】2025年アメリカ版「Dragon Discovery」キャンペーン徹底解説!

現在、アメリカのマクドナルドで絶賛開催中なのが、「Dragon Discovery(ドラゴン・ディスカバリー)」と題された最新キャンペーンです!2025年1月21日から約6週間にわたって展開されており、その名の通りドラゴンタイプのポケモンたちが主役となっています。🐉

このキャンペーンで手に入るカードは、全部で15種類。注目のラインナップには、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』でおなじみの伝説のポケモン、コライドンミライドンが含まれています。

さらに、カイリューやハバタクカミといった強力で人気のあるポケモンたちも登場!ファンにはたまらないセレクションですね。驚くべきことに、あの大人気のピカチュウ、リザードン、レックウザも収録されていますが、リザードンとレックウザはホログラムではないノーマルカードとして封入されているようです。

全てのカードには、マクドナルドの「M」のロゴと、2024年のキャンペーンを示す刻印が入っており、特別感を演出しています。

そして、今回のキャンペーンで特筆すべきは、カード以外の付属品とデジタル連携です。ハッピーセットには、4枚入りブースターパックの他に、ポケモンのポスターやステッカー付きのアクティビティシートも付いてきます。

さらに、マクドナルドの公式アプリを使ってハッピーセットを購入すると、大人気アプリ「ポケモンカードゲーム ポケット(ポケポケ)」で使える特典コードがもらえるんです!

これは、リアルカードとデジタルゲームの連携という、非常に先進的な試みと言えるでしょう。まさに、現代のポケモンファンにぴったりのキャンペーンですね!📱

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歴代アメリカ版マックカード:伝説の25周年セットと高額レアカード

アメリカのマクドナルドポケモンカードの歴史の中で、最も大きな盛り上がりを見せたのが、2021年のポケモン25周年記念キャンペーンです。この年は、世界的なポケモンカードブームの真っ只中。

そんな中で開催されたこのキャンペーンは、まさに伝説となりました。✨

このセットには、初代のピカチュウやフシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメといった御三家ポケモンをはじめ、各世代を代表するポケモンたちが全25種類ラインナップ。全てのカードに特別な25周年記念ロゴが刻印されており、コレクターたちの収集意欲を強烈に刺激しました。

その結果、日本で今起きていることと同様に、アメリカでも転売ヤーによる買い占めが横行。多くの店舗で品切れが続出し、ハッピーセットが本来の価格の何倍もの値段で転売されるという社会問題にまで発展したのです。

この25周年セットの中でも、特にホログラム仕様のピカチュウは別格の存在です。その可愛らしいイラストと希少性から、コレクターの間で絶大な人気を誇り、一時期はオンラインマーケットプレイスのeBayで数万円という驚きの価格で取引された記録もあります。

まさに、マックプロモが生んだ「お宝カード」と言えるでしょう。💰

その他にも、2018年の「サン&ムーン」シリーズや2019年のホロカードセットなど、アメリカでは魅力的なキャンペーンが数多く実施されてきました。古いカードや状態の良いカードは、年月を経て価値が上がることも少なくありません。

過去のキャンペーンを調べて、自分だけのお宝カードを探してみるのも面白いかもしれませんね!

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アメリカでの2023年版ハッピーセット開封動画。日本版との違いを見比べてみるのも面白いです。

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日本とアメリカ、マックのポケモンカードは何が違うの?徹底比較!

ここまで見てきたように、日本とアメリカのマクドナルドポケモンカードには多くの違いがあります。ここで一度、両国のキャンペーンを比較して整理してみましょう。🇯🇵 vs 🇺🇸

1. 配布頻度と安定性

最大の違いは、キャンペーンの開催頻度です。アメリカではほぼ毎年のように開催される恒例行事ですが、日本では数年に一度と、非常に稀です。この希少性が、日本の過熱報道や争奪戦の一因となっていると考えられます。

一方、アメリカでは2021年の混乱を教訓に、供給量を増やしたり、より厳しい購入制限を設けたりと、ファンが楽しめるように改善を重ねています。

2. カードのデザインとセット内容

配布されるカードは、完全に両国オリジナルです。今回の日本のキャンペーンでは、描き下ろしイラストのピカチュウが確定で1枚もらえるのが大きな魅力でした。対してアメリカでは、「Dragon Discovery」のように特定のテーマに基づいた15種類ほどのミニセットが展開され、どのカードが当たるかはパックを開けるまでのお楽しみ、という形式が主流です。

ホログラムの仕様も、日本のキラカードとは異なる「コンフェッティホロ」が特徴的です。

3. 市場の反応と入手難易度

市場の反応も対照的です。日本では、転売目的の買い占めとフードロスが大きな社会問題となりました。入手難易度は極めて高く、多くの人が涙を呑みました。一方、アメリカでは比較的安定して供給されており、キャンペーン期間中であれば入手はそれほど難しくありません。

ただし、25周年記念のホロピカチュウのように、過去の特定のレアカードはコレクターズアイテムとして今なお高値で取引されており、その価値は世界的に認められています。

どちらの国のカードも、それぞれの魅力と価値があると言えるでしょう。🤔

関連ポスト / SNSの反応

大都会みたいに、どこでもマックが近くにあるわけじゃないんだよ。うちの田舎みたいにマックがない町だっていっぱいあるんだから、入手難易度は高い。だから転売屋の需要があるんだよ。 ポケモンカード、マックは300万枚準備 「レアじゃない」転売困惑(朝日新聞) news.yahoo.co.jp/articles/3ace5…

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【実践編】アメリカ版マック ポケモンカードの入手方法と集め方のコツ

「アメリカ版のカード、なんだか欲しくなってきた…でも、どうやって手に入れればいいの?」そんなあなたのために、具体的な入手方法とコレクションのヒントを伝授します!🕵️‍♂️

1. 現地で購入する(滞在者向け)

もしアメリカに滞在中なら、話は簡単です。キャンペーン期間中(2025年は1月21日〜2月下旬頃)に、お近くのマクドナルドでハッピーセットを注文するだけ!これで最新のプロモカードをゲットできます。

マクドナルドの公式アプリを使えば、「ポケモンカードゲーム ポケット」の特典も手に入るので、ぜひ活用しましょう。

2. オンラインマーケットプレイスを利用する

日本にいながら入手する最も一般的な方法は、海外のオンラインマーケットを活用することです。世界最大のオークションサイト「eBay(イーベイ)」には、最新カードから過去のレアカードまで、数多くのマックプロモが出品されています。

また、日本のフリマアプリ「メルカリ」でも、「海外 マクドナルド ポケモン」などで検索すると、個人が輸入したカードを見つけることができます。Yahoo!ショッピングなどで「並行輸入品」として販売されていることもありますよ。

3. コレクションする上での注意点

マクドナルドのプロモカードは、公式大会では使用できない観賞用のカードです。その価値は、カードの状態、ポケモンの人気、そして希少性によって大きく変わります。

特に25周年ピカチュウのホロ版のように、特定のカードは高額になりがちです。オンラインで購入する際は、信頼できる出品者から購入すること、そしてカードの写真で傷や折れがないか、状態をしっかり確認することが非常に重要です。

送料や関税がかかる場合もあるので、購入前に総額を把握しておきましょう。これらのポイントを押さえて、賢く楽しく海外ポケモンカードコレクションを始めてみてください!🎉

関連ポスト / SNSの反応

ポケモンカード、マックは300万枚準備「レアじゃない」転売に困惑(朝日新聞) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/3ace5… ポケカ公式の認識がまずズレてるんよなぁ レアかレアじゃないかを決めるのは市場であって流通数が少なければ価値が上がるのは当然なんよ

大量のポテトやバーガーが捨てられ…ポケモンカードが抜かれたマックのハッピーセットが廃棄され“路上無料配布”も ポケモンカードに価値はあるが歯が入ったハンバーガーには価値は無し。食品ロスを助長する企業に価値は無し。 #ハッピーセットは全然ハッピーじゃない #マクドナルド pic.x.com/L0iuxf5LE2 x.com/arumajiro1717/…

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まとめ:日米の違いを知って楽しむ、もう一つのマックポケカの世界

今回は、日本の大混乱とは対照的な、アメリカのマクドナルドポケモンカードの世界を深掘りしました。この記事のポイントを改めておさらいしましょう。

  • 日本の現状: 数年に一度のキャンペーンで希少性が高く、転売やフードロス問題が深刻化。
  • アメリカの歴史と特徴: 2011年以降、頻繁にコラボを実施。カードには独自の「コンフェッティホロ」や記念ロゴが施され、コレクターズアイテムとして確立されている。
  • 2025年最新情報: 現在は「Dragon Discovery」キャンペーンが開催中。コライドンやミライドンなど全15種がラインナップし、「ポケモンカードゲーム ポケット」とのデジタル連携も特徴。
  • 伝説の25周年セット: 2021年のキャンペーンでは、ホロ版ピカチュウなどが超高額で取引される社会現象に。
  • 日米の比較: 配布頻度、カードデザイン、市場の反応など、多くの点で違いがあり、それぞれに独自の魅力がある。
  • 入手方法: 日本からはeBayやメルカリなどのオンラインマーケットを利用するのが現実的。購入時はカードの状態や出品者の信頼性をしっかり確認することが重要。

日本のハッピーセットが手に入らず悔しい思いをした方も、この記事を読んでアメリカ版の魅力に気づいた方も、ぜひ海外に目を向けてみてはいかがでしょうか。そこには、争奪戦のストレスとは無縁の、純粋なコレクションの楽しみが待っているかもしれません。

日本版とはひと味もふた味も違うアメリカのマックポケモンカード。あなたも、その奥深い世界に足を踏み入れてみませんか?