2025年7月30日(水)15時現在、台風9号(クローサ)は東北東にゆっくりと動き始めました。停滞している間に勢力を弱めたものの、北上を開始するとともに再発達が予想されます。
週末は伊豆諸島や関東に影響する可能性があるため注意が必要です。台風9号(クローサ)は父島の北北東にあって、東北東に進んでいます。台風の動きが遅いため、小笠原諸島は強雨や強風、高波などの影響が長引くおそれがありますので、引き続き警戒してください。
8月1日(金)頃からは北上する見込みです。停滞している間に勢力を弱めたものの、北上と共に再発達が予想されます。伊豆諸島では荒天のおそれがあるため、早めの対策が必要です。
その後の台風の進路には不確実性が大きい状況です。8月1日には伊豆諸島にかなり接近し、2日頃は関東地方に接近するおそれがあるということです。
出典: 台風9号の進路予想(2025)と現在位置【最新】 - ウェザーニュース

現在、迷走する台風9号のニュースで持ちきりですね。週末の関東地方への影響が心配されていますが、実はこうした台風シーズンの動向を占う上で、「台風1号」に注目することが非常に重要だということをご存知でしたか?

「え、なんで今さら台風1号の話?」と思うかもしれません。しかし、年間で最初に発生する台風1号の発生時期や特徴を分析することで、その年の台風シーズン全体の傾向が見えてくることがあるのです。

特に、今年の台風1号は発生が記録的に遅れました。過去のデータを見ると、これは決して楽観視できないサインかもしれません。

この記事では、現在トレンドの台風9号の情報に触れつつ、あえて「台風気象情報、台風第1号」に焦点を当てます。台風の基本的な知識から、発生が遅い年の危険な傾向、そして私たち、特に神奈川県や千葉県にお住まいの方が知っておくべき過去の教訓と具体的な防災対策まで、大手ニュースサイトではあまり深掘りされない独自の視点で徹底解説します。

この記事を読めば、今年の台風シーズンを乗り切るための知識と備えが万全になります!

「台風1号」って何?名前の付け方から発生時期の謎まで徹底解説!

台風シーズンになると当たり前のように耳にする「台風○号」。でも、その番号や名前がどうやって決まるのか、意外と知らない方も多いのではないでしょうか?🤔 まずは基本の「き」からおさらいしましょう!

台風の定義と「1号」の誕生

気象庁によると、台風とは北西太平洋または南シナ海に存在する熱帯低気気圧のうち、最大風速が秒速17.2m以上に達したものを指します。そして、毎年1月1日以降、最初にこの条件を満たした台風が「台風1号」としてカウントされるのです。

その後は発生した順番に2号、3号…と番号が付けられていきます。とてもシンプルなルールですね!

実は台風にはもう一つの名前がある!「アジア名」の秘密

「台風9号(クローサ)」のように、番号とは別に名前が付いていることに気づきましたか?これは「アジア名」と呼ばれるもので、2000年から導入されました。日本を含むアジア太平洋地域の14の国と地域が提案した140個の名前がリストになっており、発生順に付けられていく仕組みです。

ちなみに、2000年の記念すべき台風1号には、カンボジアが提案した「ダムレイ(象の意味)」という名前が付けられました🐘。甚大な被害をもたらした台風の名前は、後世への教訓としてリストから削除され、新しい名前に変更されることもあるんですよ。

台風1号はいつ発生する?

「1号」というからには、1月や2月に発生するイメージがあるかもしれませんが、実は年によってバラバラです。統計史上最も早かったのは2019年の1月1日ですが、最も遅かった1998年にはなんと7月9日まで発生しませんでした。

ちなみに、気象庁の統計によると、年間の台風発生数の平年値は約25個で、7月から10月にかけてが最も発生数の多いシーズンとなります。今年の台風1号の発生が遅かったことが、いかに珍しいケースかがわかりますね。

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台風の名前の付け方について、こちらの動画で分かりやすく解説されています!

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台風1号が遅い年は要注意?統計データが示す危険なサインと今年の傾向

「台風1号の発生が遅いなら、今年の夏は平和なのかな?」なんて思ったら大間違い!実は、過去のデータは私たちに真逆の警告を発しています。一体どういうことなのでしょうか?

遅いスタート、からの猛ラッシュ!

統計的に見ると、台風1号の発生が遅れた年は、その後にハイペースで台風が発生する傾向があるのです。例えば、記憶に新しい2016年。この年は7月3日にようやく台風1号が発生しましたが、その後8月と9月には週に1回以上の猛烈なペースで台風が発生し、8月だけで4つもの台風が日本に上陸しました。

また、観測史上最も発生が遅かった1998年も、年間の上陸数は平年を上回りました。つまり、「スタートが遅いからといって、シーズン全体がおとなしいわけではない」のです。

むしろ、エネルギーを溜め込んだ分、夏以降に一気に活動が活発化する危険性をはらんでいます。

なぜ今年は遅かったのか?

2025年の台風1号は6月11日に発生し、過去5番目に遅い記録となりました。この異例の遅れの背景には、「マッデン・ジュリアン振動(MJO)」という気象現象が関係していると専門家は指摘しています。

MJOは、熱帯地域で積乱雲が活発になるエリアが東へ移動していく現象で、これが活発な時に台風は発生しやすくなります。しかし、今年の5月頃はこのMJOの活動が非常に弱く、「不在」に近い状態だったため、台風のタマゴである熱帯低気圧が発達できなかった、というわけです。

今年の台風シーズンへの警鐘

これらの事実から導き出されるのは、「今年の台風シーズンは、これからが本番である可能性が高い」という予測です。台風1号の発生が遅れたからこそ、私たちは例年以上に警戒レベルを上げ、万全の備えをしておく必要があると言えるでしょう。

油断は禁物です!

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台風1号は関東直撃しない?油断禁物!過去の神奈川・千葉の甚大な被害事例

「台風1号は、だいたい中国大陸のほうへ行くから日本は大丈夫」そんな風に思っていませんか?確かに、台風1号が日本、特に関東地方に直接上陸することは稀です。しかし、「間接的な影響」が、時として直接上陸する台風よりも深刻な被害をもたらすことがあるのです。😱

見過ごされがちな「間接的な影響」の恐怖

台風が遠く離れた場所にあっても、その周辺から送り込まれる暖かく湿った空気が、日本の上空に停滞する梅雨前線を刺激することがあります。これにより前線の活動が爆発的に活発化し、局地的に「線状降水帯」などを発生させ、記録的な大雨を降らせるのです。

台風本体が来ていなくても、命に関わる豪雨災害は起こりうる。これが間接的な影響の最も恐ろしい点です。

神奈川を襲った過去の台風

神奈川県では、過去に何度も台風による甚大な被害が記録されています。1958年9月の狩野川台風は、伊豆半島に上陸後、神奈川県を通過。秋雨前線と結びついて記録的な大雨をもたらし、県内で死者94人、床上浸水約17,000棟という壊滅的な被害を出しました。

この教訓は、台風と前線のコンボがいかに危険かを物語っています。

千葉に深い傷跡を残した「令和元年房総半島台風」

2019年9月、千葉市付近に上陸した台風15号、のちに「令和元年房総半島台風」と命名された災害は、記憶に新しい方も多いでしょう。この台風の特徴は、なんといってもその「暴風」でした。

記録的な強風は送電鉄塔をなぎ倒し、県内で最大64万軒に及ぶ大規模かつ長期の停電を引き起こしました。停電は断水にもつながり、多くの県民がライフラインを絶たれた過酷な生活を強いられました。

この災害は、暴風対策の重要性を改めて私たちに突きつけました。

これらの事例は、台風情報を見る際に「自分の住む地域に直接来るか、来ないか」だけで判断するのがいかに危険かを示しています。台風の進路だけでなく、雨雲の動きや風の強さにも常に注意を払う必要があります。

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「学校は休み?」台風時の休校基準と、家族で今すぐできる最強防災術

台風が近づくと、お子さんがいる家庭で真っ先に気になるのが「明日の学校、休みになるかな?」ということですよね。ここでは、一般的な休校の判断基準と、いざという時に家族を守るための実践的な防災対策をまとめました!

休校の判断基準、基本は「午前6時の警報」

多くの自治体や学校では、臨時休業(休校)の判断基準を設けています。一般的には、午前6時の時点で、お住まいの地域に気象庁から「特別警報」「暴風警報」「暴風雪警報」のいずれかが発表されている場合に休校となるケースが多いです。

ただし、これはあくまで原則。警報が出ていなくても、通学路の冠水や河川の増水、土砂災害の危険性など、地域の状況に応じて学校長が休校を判断することもあります。大切なのは、「警報が出ていないから安全」と過信しないこと

少しでも危険を感じたら、無理な登校はせず、学校に連絡の上、自宅で待機する判断も必要です。

今すぐチェック!家庭でできる台風対策リスト

台風が来る前に、家族みんなで備えを確認しておきましょう!✅

【家の外の備え】

  • 窓・雨戸の確認: しっかり鍵をかけ、必要ならガムテープなどで補強する。
  • 飛ばされそうな物を片付ける: 植木鉢や物干し竿、自転車などは室内に入れるか、飛ばないように固定する。
  • 側溝・排水口の掃除: 落ち葉やゴミを取り除き、水はけを良くしておく。

【家の中の備え】

  • 非常用具の確認: 懐中電灯、携帯ラジオ、予備の電池、救急セットなどをすぐ使える場所に。
  • 水の確保: 断水に備え、飲料水をペットボトルで、生活用水をお風呂の浴槽に溜めておく。
  • 食料の確保: 停電しても食べられるレトルト食品や缶詰、お菓子などを3日分程度用意。
  • スマホ・モバイルバッテリーの充電: 満タンにしておく!

避難の判断と情報収集

日頃から、お住まいの地域のハザードマップを確認し、避難場所とそこまでの安全な経路を複数確認しておくことが、命を守る行動につながります。市町村から「警戒レベル3:高齢者等避難」が発令されたら、危険な場所にいる高齢者や体の不自由な方は避難を開始するタイミングです。

「警戒レベル4:避難指示」が出たら、対象地域の全員が避難しなければなりません。テレビやラジオ、気象庁のウェブサイトなどから常に最新の情報を入手し、早め早めの行動を心がけましょう!

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まとめ:台風1号を知り、万全の備えで2025年の台風シーズンを乗り切ろう

今回は、現在接近中の台風9号をきっかけに、あえて「台風気象情報、台風第1号」に焦点を当てて深掘りしてきました。最後に、この記事の重要なポイントを振り返ってみましょう。

まず、台風1号の発生が遅い年は、その後の台風シーズンが活発化する危険なサインかもしれない、という点です。過去の統計は、スタートが遅れた分、夏から秋にかけて台風が猛烈なペースで発生する傾向を示しています。

今年の発生が遅かったからこそ、私たちは「これからが本番」という意識を持つことが重要です。

次に、台風は直接上陸しなくても甚大な被害をもたらすという事実です。台風が遠くにあっても、その影響で梅雨前線などが活発化し、記録的な大雨を降らせることがあります。

神奈川県の狩野川台風や千葉県の令和元年房総半島台風の事例は、風水害の恐ろしさと、関東地方も決して他人事ではないという教訓を私たちに教えてくれます。

そして最も大切なのは、日頃からの具体的な備えです。台風接近時の休校基準を正しく理解するとともに、家の内外の対策、非常用持ち出し袋の準備、そしてハザードマップの確認と避難経路のシミュレーションを家族で行っておくこと。

こうした地道な準備が、いざという時にあなたとあなたの大切な人の命を守ります。

台風シーズンはまだ始まったばかりです。この記事で得た知識を活かし、常に最新の気象情報に注意を払いながら、万全の態勢でこの夏を安全に乗り切りましょう!