最近、SNSで「雇用統計」って言葉、やたらと見かけませんでしたか?正直、最初は「なんか難しそうだし、自分には関係ないかな…」って思ってスルーしてたんです。でも、「まさかの大コケ」「市場に激震」みたいな物騒なワードが飛び交ってるのを見て、さすがに気になってきちゃって。
「え、これって私たちの生活に何か関係あるの?」って。だって、もし給料とか、いつも買ってるものの値段とか、将来のための貯金に影響があったら、ヤバくないですか?
そんなモヤモヤを抱えながら詳しく調べてみたら、想像以上に私たちの生活に直結する「超重要ニュース」だったことが判明…!特に、9月5日に発表されたアメリカの雇用統計の結果が、専門家たちの予想を大きく裏切る「サプライズ」だったみたいで、それが今の大きな話題の中心にあるようです。
「悪いニュースが良いニュースになる」なんていう、まるで謎解きみたいな市場の反応もあって、知れば知るほど「なるほど、そういうことか!」の連続。今回は、そんな「雇用統計」のトレンドを、同じように「これ気になってた!」って思ってるみんなに向けて、調査レポートとしてまとめてみました!
そもそも「雇用統計」がトレンド入りした理由がヤバかった
まず気になったのが、「なんでアメリカの雇用の話が、日本でこんなに話題になるの?」ってこと。調べてみたら、アメリカの景気の良し悪しを判断するための超重要な指標らしくて、特にFRB(アメリカの中央銀行みたいなところ)が金利を上げたり下げたりする(金融政策)ときの、一大判断材料になってるんだって。
で、その金利が、世界の株価とか為替にめちゃくちゃ影響を与える、と。つまり、遠い国の話じゃなくて、私たちの持ってる株とか、海外旅行のときの円の価値に直結する話だったんです。
そして今回、特にヤバかったのが9月5日に発表された8月の雇用統計。市場の専門家たちの予想(非農業部門雇用者数+7.5万人)を大幅に下回る「+2.2万人」っていう結果だったんです。
これにはSNS上も騒然。「雇用統計悪すぎて草ァァァ」「利下げやね」といったポストが飛び交い、その衝撃の大きさが伝わってきます。さらに驚きなのが、6月のデータが下方修正されて「マイナス」に転じたこと。
「速報値からの下方修正幅は、驚愕の16万人!!」というポストを見て、数字の裏側にあるダイナミックな変動に思わず声が出ました。この「予想外の悪さ」が、後述する「利下げ期待」に繋がり、市場を大きく動かす引き金になったみたいです。
関連ポスト / SNSの反応
【速報】米雇用統計 雇用者数:予想を下回る 失業率:予想なみ ▽市場反応(発表前後) 米国株:小幅に株高 ドル円:ドル安に 147円台前半 pic.x.com/SpMhdpbQbU
米8月雇用統計 非農業部門雇用者数(NFP) 結果 +2.2万人 予想 +7.5万人 前回 +7.3万人(修正前) 失業率 結果 4.3% 予想 4.3% 前回 4.2% 平均時給 結果 +3.7% 予想 +3.7% 前回 +3.9% 労働参加率 結果 62.3% 前回 62.2% 民間部門雇用者数 結果 +3.8万人 前回 +8.3万人
雇用統計悪すぎて草ァァァ 非農業部門雇用者数(NFP) 結果 +2.2万人 予想 +7.5万人 利下げやね pic.x.com/39Kt3iVCDB
米8月雇用統計で判明した過去2カ月分の修正、6月分が1.3万人減とマイナスに反転し話題ですが、修正の変遷をみてみましょう。 速報値:14.7万人増 ⇩ 1次修正:1.4万人増 ⇩ 2次修正:1.3万人減→New! ⇩ 速報値からの下方修正幅は、驚愕の16万人!! pic.x.com/CuqyedCCOD x.com/OANDAjp/status…
【速報】雇用統計2.2万人。大幅に悪化。円高が急速に進行。きた!きた!きた!暴落が来るぞこれはーーーー!
参考リンク
- 世界の投資家が注目。なぜ「米国雇用統計」は重要指標なのか?
- 米国雇用統計とはどのような指標? 注目を集める理由を解説
- 8月の米雇用統計 市場予想を大きく下回る FRBが利下げに踏み切るとの見方 さらに強まる|TBS NEWS DIG
「悪いニュースなのに株価が上がる」って、どういうこと?
調査を進める中で一番「?」だったのが、これ。普通、景気が悪いニュースが出たら株価って下がるイメージじゃないですか?でも今回は、雇用統計の結果が悪かったのに、株価は上がって、為替は円高ドル安に振れたんです。
SNSでも「雇用統計悪くて爆下げからの爆上げ??」「わけわからない」という声が多数。まさに「なんで雇用が弱いのに株価は上昇するの?ワケわからん・・・」状態。
この謎の答えは、「利下げ期待」にありました。雇用統計の結果が悪かったことで、「アメリカの景気が減速してるなら、FRBは景気を刺激するために、そろそろ利下げ(金利を下げること)に踏み切るんじゃないか?」っていう期待が一気に高まったんです。
金利が下がると、企業はお金を借りやすくなってビジネスを拡大しやすくなるし、個人投資家も銀行に預けておくより株に投資した方が魅力的になる。だから、株価が上がる、というロジック。
まさに「悪いニュースは(利下げ期待につながるから)良いニュース」っていう、市場のあべこべな反応だったんですね。この複雑な動きを知ると、経済ニュースの見方がちょっと変わって面白い!
関連ポスト / SNSの反応
雇用統計悪くて爆下げからの爆上げ?? 世界中金が余り過ぎてて裏の裏の裏みたいなマネーゲーム化しててわけわからない 景気悪ければ悪いほど金融緩和期待で上がるみたいな、、、 逆に好景気だと爆下げきそう もう今は教科書や学問的常識はまったく通用しない
アメリカの雇用統計発表。結果、雇用者数は市場予想大きく下回り、失業率も2021年以来の高さ。が、S&P500は一時6,530Pを突破し過去最高値更新。なんで雇用が弱いのに株価は上昇するの?ワケわからん・・・って人へ。雇用統計と株価、為替の関係解説します。
【🇺🇸速報・雇用統計】 雇用者数が2.2万人で、大きく下振れ! 失業率と平均時給は、市場予想通り。 発表前から低下していた金利が、さらに低下。 ドル円も大きく下落し、為替は円高。 利下げ期待で、株価は上昇で反応しています。 pic.x.com/s9MJeVVNQc
米国の8月雇用統計は+2.2万人と予想を大幅に下回った。7月分は小幅上方修正したが、6月分は▲1.3万人へ下方修正され、雇用のマイナスはコロナ禍以来初。市場は最大50bpの利下げを織り込み株価は上昇しているが、「悪いニュースは最終的に本当の悪材料」となるリスクをはらむ。 bloomberg.com/news/live-blog…
参考リンク
で、結局私たちの生活はどうなるの?円高はチャンス?
一番知りたいのは、やっぱりここですよね。「利下げ」とか「円高」が、私たちの生活にどう影響するのか。今回の雇用統計の結果を受けて、ドル円は一時150円台から147円台まで急落。
これは、アメリカの金利が下がるなら、ドルを持っているより円を持っている方が有利かも、と考える人が増えて「円買いドル売り」が進んだから。つまり、円の価値が上がった(円高)ってこと。
円高になると、海外から輸入される商品の値段が下がる可能性があります。例えば、いつも使ってる海外ブランドのコスメや、ガソリン代が安くなるかも。海外旅行に行く人にとっては、現地で使えるお金が増えるから超ラッキーですよね。
一方で、日本の製品を海外に輸出している企業(例えば自動車メーカーとか)にとっては、製品が割高になって売れにくくなるから、業績が悪くなって、回り回って私たちのお給料に影響が出る…なんてことも。
今回の件で「金が最高値更新」というニュースも出ていて、自分の資産をどう守り、どう増やすか、改めて考えるきっかけになりました。今後のFRBの動きや、来週発表される消費者物価指数(CPI)の結果次第でまた状況は変わるみたいなので、引き続き注目していきたいです!
関連ポスト / SNSの反応
米雇用統計は見た目も悪いが、中身は完全にデザスターです。正規雇用が激減し、パートが爆増。ありとあらゆる項目がここまで悪化したのはコロナ以降初めてですね。その意味で利下げ確率上がっても、株式市場の反応が悪いのも理解できます。雇用統計と相場の反応について書きまた。 x.com/yurumazu_note/…
🇺🇸雇用統計❌️ 初動。ドル円下落・米株高で反応(利下げ期待) 雇用者数 結果 2.2万人❌️悪い 予想 7.5万人 前回 7.9万人(7.3万人から修正)今回は小幅な修正 失業率 結果 4.3% 予想 4.3% 前回 4.2% pic.x.com/DU95vceisz x.com/nicosokufx/sta…
参考リンク
「雇用統計」、調べてみたら世界を見る目が変わった
今回、「雇用統計」っていう一見難しそうなトレンドワードを調べてみて、正直、経済ニュースの見方がガラッと変わりました。ただの数字の発表だと思っていたものが、実は世界中の人々の期待や不安を映し出す鏡で、それが巡り巡って私たちの生活にまで影響を与えている。
その繋がりが見えたとき、なんだかすごくワクワクしました。「悪いニュースが良いニュース」になる市場のロジックも、パズルが解けたみたいで面白かったです。これからは、ただニュースを眺めるだけじゃなくて、「この数字の裏で、みんな何を考えてるんだろう?」って想像しながら見てみると、もっと世界が面白く見えそう。
同じように「気になってた!」って人の、何かのヒントになれば嬉しいです!