「最近、愛知で地震多くない?」SNSを眺めていると、そんな声がやけに目につくようになりました。私自身、愛知県に住んでいると「愛知は地震が少ない」って、なんとなく思い込んでいた一人。

だから、2025年に入ってから続く小さな揺れに「あれ?」と首を傾げていました。同じように感じている人は多いみたいで、X(旧Twitter)では「また揺れた!」「ちょっと不気味…」なんて投稿が飛び交っています。

でも、このザワつきの本当の理由は、ただの小さな揺れだけじゃなかったんです。気になって詳しく調べてみたら、私たちの知らないところで、とんでもない事実が明らかになっていました。

それは、南海トラフ巨大地震に関する"衝撃の新予測"。これまで「安全」だと思っていた日常が、ガラガラと音を立てて崩れていくような、そんな感覚。一体、愛知で何が起ころうとしているのか?

調査・体験したことを、ありのままにレポートします。

「愛知って地震少ないんじゃ…?」SNSで広がる不安の声

「愛知は地震が少ないから、ちょっと揺れただけでビビり散らかす」――まさにこれ、私のことだ…!って思わず共感しちゃう投稿がSNSに溢れていました。2025年に入ってから、特に8月、9月と愛知県西部を震源とする地震が続いていて、そのたびにSNSは「愛知 地震」のキーワードで持ちきり。

多くの人が「愛知って本当に地震少ないから突然連続で起こると不安しかない」「普段愛知の地震少ないからびびる」と、これまで感じてきた"安全"とのギャップに戸惑っている様子がリアルに伝わってきます。

中には「47都道府県で1番地震少ないって言っても過言じゃない」なんて声もあって、それだけ「愛知=地震が少ない」というイメージが根強いんですよね。私もそうでした。

でも、この「最近よく揺れるな」という体感が、実はもっと大きな話の序章だったなんて、この時はまだ知る由もなかったんです。

関連ポスト / SNSの反応

最近、愛知地震多い… 長年東京住みで地震なんて日常茶飯事、多少慣れっこだったけど…こっちはホント地震少ないから、地震ある度にめちゃくちゃびびる😱

愛知は地震が少ないので、連続で来ると普通にビビる pic.x.com/zpYK4tKLVT

愛知ってほんとに地震少ないから突然連続で起こると不安しかない、、大きいの来ないよね、、?

なにせ地震の少ない所なんで ちょっと揺れただけで ビビり散らかす愛知の民。私だよ! だってさー毎回毎回 南海トラフか!って身構えちゃうもん

返信先:@mi_rinakiv6 愛知って地震少ないんだね それ余計に怖いよ💦 しかもこの時間だし😣 ほんと気を付けてね!

北から南まですごいな 愛知の地面が揺れるとかまじで珍しいからね 47都道府県で1番地震少ないって言っても過言じゃない pic.x.com/yuELmE7OnW

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【衝撃】死者1万9000人…?南海トラフ新予測がヤバすぎた

小さな揺れへの不安の裏で、もっと巨大な話が動いていました。それが「南海トラフ巨大地震」の被害予測の見直しです。2025年3月、政府が公表した新しい予測を調べてみて、思わず息を呑みました。

なんと、愛知県の死者数は最大で「1万9000人」。建物は最大「40万1000棟」が全壊・焼失する可能性があるというんです。え、桁が違いすぎない…?2014年に愛知県が公表した予測では死者最大6400人だったので、約3倍。

この数字のインパクトは絶大で、SNSの不安が「小さな揺れが怖い」から「巨大地震の備え、マジでどうする?」という、より深刻なフェーズに変わったのも納得です。さらに、この国の予測を受けて、愛知県も独自の被害予測の見直しをスタートさせていて、2026年6月頃に新しい予測を公表する予定だとか。

つまり、今私たちが目にしている数字はまだ確定版ですらないかもしれない…。この事実が、「愛知は安全」というこれまでの常識を根底から覆す、一番の理由だったんです。

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津波も液状化も他人事じゃない!「内陸だから大丈夫」は危険なワケ

「うちは海から遠いから津波は関係ない」って、正直ちょっと思ってました。でも、その考えも今回の調査で甘かったことを痛感…。愛知県って、南海トラフの震源域にめちゃくちゃ近くて、強い揺れはもちろん、津波のリスクもかなり高いみたいなんです。

専門家の情報によると、地震発生後、早いところだと数分で津波が到達する可能性も。しかも、伊勢湾の奥まで津波が駆け上がってきて、名古屋港周辺や河川沿いの地域では、かなり内陸まで浸水する恐れがあるというから驚きです。

さらに怖いのが「液状化」。特に名古屋市西部から弥富市にかけて広がる「ゼロメートル地帯」は、もともと海だった場所を埋め立てた土地も多く、強い揺れで地面が液体みたいになる液状化のリスクが非常に高いとのこと。

そうなると、建物が傾いたり、道路が使えなくなったり…。揺れそのものだけじゃなく、津波や液状化といった二次災害もセットで考えなきゃいけないんだと、改めて気づかされました。

「過去に大きな地震がなかった」という経験則は、南海トラフみたいな超巨大地震の前では通用しないのかもしれません。

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「安全神話」を捨てて、今できることを考えたい

今回、「愛知 地震」のトレンドを追ってみて、正直かなりショックでした。「愛知は地震が少ない」という、自分の中にあった"安全神話"が、いかに脆いものだったかを思い知らされたからです。

相次ぐ小さな揺れは、その神話に疑問を投げかけるキッカケに過ぎず、その裏には、私たちの生活を根底から揺るがしかねない「南海トラフ巨大地震」という、あまりにも大きな現実が横たわっていました。

でも、ただ怖がっていても何も始まりません。大切なのは、このリアルな情報を「自分ごと」として捉え、冷静に備えることなんだと思います。県の新しい被害予測がどうなるか、情報を追い続けるのはもちろん、まずはハザードマップで自分の家のリスクを確認したり、避難場所を家族と共有したり、備蓄を見直したり…。

SNSで同じように不安を感じている人たちと情報交換するのもいいかもしれません。今回の調査が、私と同じように感じていた誰かの「知る」きっかけになり、そして「備える」一歩に繋がれば嬉しいです。