夏の高校野球、準決勝の模様をお届けします。優勝候補の一角、熊本工業を破って有明が創部以来初の決勝進出を果たした試合からご覧ください。有明先発は2年生エースの斉藤、140キロを超えるストレートと落ちる球のコンビネーションがさえました。
【西村 勇気アナウンサー】「空振りの三振、最後は沈んだ!素晴らしいボール。この回のアウトは全て三振でピンチを切り抜けました。有明の斉藤遼汰郎です」援護したい打線は4回に熊工・エース山本凌雅を捉えます。
県内随一のコントロールを誇る山本が珍しく制球を乱したところからチャ…
出典: 夏の高校野球は準決勝 優勝候補の熊工破り有明が初の決勝進出【熊本】

2025年の夏、高校野球ファンの視線は熊本に釘付けになりました!その中心にいたのが、有明高校野球部です。これまで甲子園出場経験はなかったものの、第107回全国高等学校野球選手権熊本大会で快進撃を見せ、なんと創部以来初となる決勝進出を果たしたのです!

決勝では東海大熊本星翔に惜しくも敗れ、初の甲子園出場は夢と消えましたが、優勝候補の熊本工業を破るなど、その戦いぶりは多くの人々に感動を与えました。なぜ彼らはここまで強くなれたのでしょうか?

その秘密は、チームの代名詞である「機動力野球」と、それを体現する個性豊かな選手たちにあります。

この記事では、夏の大会で輝きを放った有明高校野球部の注目選手を、投手・野手別に徹底的に深掘り!2年生エースとしてチームを牽引した斉藤遼汰郎投手や、チームの機動力を支えた野手陣など、彼らの強さの秘密に迫ります。

この記事を読めば、有明高校の「今」と「未来」がすべてわかります!

【2025年夏】有明高校の歴史的快進撃!初の決勝進出までの軌跡

今年の夏、有明高校野球部が熊本の高校野球史に新たな1ページを刻みました!第107回全国高等学校野球選手権熊本大会で、彼らは驚異の快進撃を見せ、創部以来初となる決勝の舞台に駒を進めたのです。

特に、準決勝で優勝候補と目されていた強豪・熊本工業を5-0で完封した試合は、多くの高校野球ファンを驚かせました。まさに歴史的瞬間でしたね!

決勝戦では、同じく強豪の東海大熊本星翔と対戦。一進一退の攻防を繰り広げましたが、最終的には2-4で惜しくも敗れ、悲願の甲子園出場は叶いませんでした。しかし、この悔しさをバネに、彼らはきっとさらに強くなるはずです。💪

この快進撃を支えた最大の武器は、チームが掲げる「走って、走って、走る」機動力野球です。2023年の九州大会では4試合で13盗塁、成功率7割超えという驚異的な数字を記録。

専門家によるスプリントトレーニングを取り入れ、部員の50m走の平均タイムを大幅に向上させるなど、科学的なアプローチでその走力に磨きをかけてきました。この「足」を使った攻撃が、強豪校を次々と打ち破る原動力となったのです。

今後の有明高校の戦い方からも目が離せません!

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夏の熊本大会準決勝、優勝候補・熊本工業を破った歴史的な一戦の様子はこちらの動画でご覧いただけます。エース斉藤投手の圧巻のピッチングは必見です!

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7月20日(日) 第107回全国高等学校野球選手権熊本大会 第一試合 有 明 002 100 000|3 熊 本 000 020 000|2 #リブワーク藤崎台球場 #藤崎台県営野球場 #熊本大会 #熊本高校 #有明高校 pic.x.com/QL3mIsRK3H

7月16日(水) 第107回全国高等学校野球選手権熊本大会 第一試合 有 明  110 010 300|6 熊本商業 000 000 102|3 #リブワーク藤崎台球場 #藤崎台県営野球場 #熊本大会 #有明高校 #熊本商業 pic.x.com/jlHDsqDawJ

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【投手編】有明の注目選手!2年生W左腕、斉藤遼汰郎&工修哉

有明の快進撃を語る上で欠かせないのが、強力な投手陣の存在です。特に注目すべきは、将来性豊かな2人の2年生左腕です!

絶対的エース!斉藤遼汰郎(さいとう りょうたろう)選手

まず紹介したいのが、2年生ながらエースとしてチームを牽引した斉藤遼汰郎投手です。彼の最大の武器は、最速140km/hを超えるストレートと、打者の手元で鋭く落ちる変化球のコンビネーション。

準決勝の熊本工業戦では、ピンチの場面で三振を奪う圧巻のピッチングを披露し、チームを創部初の決勝へと導きました。1年生の秋から主力としてマウンドに立ち、その奪三振能力の高さは折り紙付き。

まだ2年生ということもあり、来年のさらなる成長が非常に楽しみな逸材です!⚾️

もう一人の注目左腕!工修哉(たくみ しゅうや)選手

斉藤投手と共に投手陣を支えるのが、同じく2年生左腕の工修哉投手です。先発もリリーフもこなせる器用さを持ち、安定した投球でチームに貢献します。2024年秋の九州大会でも好投を見せるなど、経験も豊富。

タイプの違う2人の左腕がいることは、有明の大きな強みと言えるでしょう。この「W左腕」が、来年の熊本の高校野球界を席巻するかもしれません!🔥

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今年は有明高校の斉藤遼汰郎投手に注目したいと思います

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【野手編】有明の注目選手!機動力を支える打撃・守備の要たち

有明高校の強みである「機動力野球」は、投手力だけでなく、それを支える強力な野手陣がいてこそ成り立ちます。ここでは、打撃、守備、そして走塁でチームを牽引した注目の野手たちを紹介します!

勝負強い正捕手!西山享太郎(にしやま きょうたろう)選手

2年生ながら1年生の時から正捕手の座を守る西山選手。夏の準決勝では、それまで無安打と苦しむ中で、エース斉藤投手を助ける貴重な一打を放つなど、その勝負強さが光ります。

まさに扇の要ですね!

巧打と堅守!石松功大(いしまつ こうだい)選手

3年生の石松選手は、主にクリーンナップを任される打撃のキーマン。レフトやライトの守備でも安定感があり、攻守にわたってチームに貢献する頼れる存在です。

機動力野球の核弾頭!永田晴輝(ながた はるき)選手

「走る有明」を象徴するのが、2年生の永田選手です。1番・セカンドとしてチームを牽引し、決勝戦では三塁打を放つなど、その俊足とバッティングセンスは相手チームの脅威となります。

彼が出塁することが、有明の得点パターンの一つです!💨

経験豊富な外野手!松本悠来(まつもと ゆうき)選手

3年生の松本選手は、経験豊富な外野手としてチームをまとめます。勝負どころでの一打が期待される、頼れる上級生です。

彼ら以外にも素晴らしい選手が揃っており、一人ひとりの個性が融合することで、有明高校の強力なチーム力が生まれています。✨

強さの秘密は?高見監督の育成哲学と「甲子園から導かれるチーム」

有明高校の躍進を語る上で欠かせないのが、チームを率いる高見一茂監督の存在です。2015年に監督に就任して以来、着実にチームを強化し、ついに決勝の舞台まで導きました。

高見監督の指導の根幹にあるのが、「甲子園から導かれるチーム」という独特のスローガンです。これは、単に野球の技術を磨くだけでなく、「甲子園に出場するにふさわしいチームになる」ことを目指し、日頃の学校生活や整理整頓、人間性を高めることを重視する考え方です。

グラウンド外での行いが、必ずプレーに繋がる。この哲学が、選手たちの精神的な成長を促し、チームの一体感を生み出しているのですね。素晴らしい考え方です!😌

また、チームの代名詞である「機動力野球」も、ただ闇雲に走るだけではありません。プロアスリートも指導する専門家からスプリントトレーニングの指導を受けるなど、科学的なアプローチを積極的に導入。

実際に部員の50m走の平均タイムが0.47秒も速くなったというから驚きです!こうした緻密な戦略と、人間形成を重んじる指導法が融合し、今の有明高校の強さが作られているのです。

まさに現代の高校野球を象徴するようなチーム作りと言えるでしょう。🎓

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高見監督の人柄が垣間見えるTikTok動画です。選手たちとの距離の近さが伝わってきますね。

春の九州王者になるまでの軌跡を追った密着ドキュメンタリー。チームの雰囲気や練習の様子がよくわかります。

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未来のエースは誰だ!2025年有明高校野球部の新入生と注目株

夏の大会で活躍した2・3年生はもちろんですが、有明高校の未来を担う新入生たちにも有望な選手が揃っています!2025年に入部した1年生の中から、早くも注目を集める「未来のスター候補」たちを少しだけご紹介します。🚀

投手陣では、山口東リトルシニア出身の兼清智隆選手や、筑後ボーイズでMAX130kmを記録した友田和希選手など、将来が楽しみな逸材が揃っています。

彼らが成長し、斉藤投手や工投手とどんな化学反応を起こすのか、今からワクワクしますね!

野手陣も負けてはいません。捕手には熊本中央ボーイズ出身の池田拓海選手、内野手にはなんと広島東洋カープジュニアの経験を持つ斉藤秀人選手(府中広島2000ヤング出身)が加入。

さらに外野手には、同じく府中広島2000ヤング出身で「ホームランアーチスト」との呼び声も高い沖本志穏選手など、全国レベルの経験を持つ選手たちが集結しています。

リトルシニア、ボーイズリーグ、ポニーリーグなど、様々なステージで活躍してきた選手たちが「打倒・甲子園常連校」を掲げる有明高校に集まっているのは、非常に興味深い点です。

彼らが上級生と切磋琢磨し、チームに新しい風を吹き込むことで、有明高校はさらに高いレベルへと進化していくことでしょう。来年、再来年のチームからも目が離せません!👀

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【2025年夏】有明高校野球部の最新メンバー&スタメン一覧

2025年夏の熊本大会を戦った有明高校野球部のメンバーは、どのような顔ぶれだったのでしょうか?ここでは、大会に登録された20名のメンバーと、主な試合でのスターティングメンバーを見ていきましょう。

ベンチ入りメンバー構成

登録メンバー20名のうち、3年生が10名、2年生が9名、そして1年生が1名という構成でした。経験豊富な3年生がチームの中心を担い、斉藤投手や西山捕手、永田選手といった勢いのある2年生が融合した、非常にバランスの取れたチームだったことがわかります。

この学年構成が、チームの層の厚さと快進撃に繋がったのかもしれませんね。🧐

主なスターティングメンバー(決勝戦参考)

  1. (二)永田 晴輝 (2年)
  2. (遊)實田 聡志 (3年)
  3. (中)笹尾 瞳真 (3年)
  4. (三)廣沢 遼太朗 (3年)
  5. (右)石松 功大 (3年)
  6. (左)松本 悠来 (3年)
  7. (一)村田 雅道 (2年)
  8. (捕)西山 享太郎 (2年)
  9. (投)斉藤 遼汰郎 (2年)

こうして見ると、下級生の頃から主力として活躍してきた選手が多いことがよくわかります。特に、投手・捕手のバッテリーや、機動力野球の要となる1番・2番を2年生が務めている点は、新チームへの期待も高まります。

この経験を糧に、彼らがどんなチームを作り上げていくのか、秋の大会が今から待ち遠しいです!

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初のプロ野球選手!OB浅田将汰が後輩に与える大きな影響

有明高校野球部の歴史を語る上で、忘れてはならない存在がいます。それは、有明高校から初めてプロ野球選手となった浅田将汰投手です。

浅田投手は、2019年のプロ野球ドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズから7位指名を受け、プロの世界へと羽ばたきました。長身から投げ下ろす角度のあるストレートを武器に、高校時代から注目を集めていた逸材です。

彼のプロ入りは、有明高校にとって歴史的な快挙であり、野球部の名を全国に知らしめる大きな出来事となりました。✨

OBにプロ野球選手がいるということは、現役の選手たちにとって、これ以上ないほどの大きな目標であり、モチベーションになります。「自分たちも頑張ればプロになれるかもしれない」という夢を与え、日々の厳しい練習を乗り越えるための原動力となるのです。

また、浅田選手のような成功例は、有明高校野球部のブランド価値を高め、全国から有望な中学生が集まるきっかけにも繋がります。

夏の大会での快進撃も、偉大な先輩の存在が少なからず影響しているのかもしれませんね。今後、浅田選手に続く第二、第三のプロ野球選手が有明高校から誕生することを楽しみにしています!⚾️

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おぉ〜〜クマタカ🦅 夏の甲子園大会熊本予選速報〜〜‼️ なんと優勝候補?の有明高校に7回を終わって2ー3と熊本県屈指の進学高校のクマタカ🦅が善戦しているぜ〜🙌 全国に散らばってるクマタカ🦅OB達よ!貴方達の祈りを藤崎台に届けてください🙏 がんばれ〜〜熊本のタカ🦅〜💕

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まとめ:有明高校野球部の未来は明るい!2025年の激闘と次世代への期待

今回は、2025年夏の熊本大会で旋風を巻き起こした有明高校野球部と、その快進撃を支えた注目選手たちを特集しました。

創部初の決勝進出という歴史的快挙は、決して偶然ではありませんでした。その裏には、

  • 高見一茂監督が掲げる「甲子園から導かれるチーム」という人間形成を重視した指導哲学
  • 科学的トレーニングに裏打ちされた「機動力野球」という明確なチーム戦術
  • エース斉藤遼汰郎投手を中心とした、W左腕が牽引する強力な投手陣
  • 永田晴輝選手らが体現する、走・攻・守三拍子そろった個性豊かな野手陣

といった、確固たる強さの要因がありました。決勝では惜しくも涙をのみましたが、彼らが見せた激闘は、多くの高校野球ファンに感動と希望を与えてくれました。

そして何より、チームの主力の多くが2年生であり、有望な1年生も多数入部しているという事実は、有明高校の未来が非常に明るいことを示しています。この夏の悔しさをバネに、彼らは心身ともにさらに大きく成長することでしょう。

来シーズン、再び熊本の頂点を目指し、今度こそ甲子園の土を踏むことができるのか。有明高校野球部の新たな挑戦から、ますます目が離せません!これからも彼らの活躍を応援し続けましょう!