広瀬すず、野村周平、新田真剣佑らが出演した実写映画『ちはやふる』シリーズから10年。その後のオリジナルストーリーを描くドラマ『ちはやふる-めぐり-』が放送された。 映画版キャストが演じる千早たちが“瑞沢かるた部OB・OG”として登場し、新たな世代の青春を見守る姿が描かれ、大きな話題を呼んだ。

出典: イントロダクション|ちはやふる-めぐり- - 日本テレビ

最近、SNSで『ちはやふる』というワードをよく見かけませんか? 競技かるたに青春を捧げる高校生たちの熱い物語で、漫画もアニメも実写映画も全部追ってた!って人も多いはず。

私もその一人で、懐かしいな〜なんて思っていたら、どうも様子が違う。調べてみると、漫画の最終回が「ひどい」「納得いかない」と、完結から数年経った今でも大論争を巻き起こしているらしいんです。

え、あの感動的な物語がそんなことに? しかも、ただの炎上じゃなくて、最近放送された新ドラマや続編漫画のスタートも相まって、話題が再燃しているみたい。長年のファンとして、これは見過ごせない!

一体『ちはやふる』の世界で何が起こっているのか、その真相を徹底的に調べてみました!

なぜ?『ちはやふる』最終回が「ひどい」とまで言われた真相

まず気になったのが、原作漫画の最終回をめぐる「ひどい」という声。15年という長い連載の末、主人公・千早の恋の相手が、多くの読者が予想していた「綿谷新」ではなく、幼馴染の「真島太一」だったことが、この論争の引き金でした。

いわゆる「太一エンド」ですね。SNSでは「新派だったからショック…」「これまでの流れは何だったの?」という声が噴出。特に、競技かるたの世界で千早と新が運命的な繋がりを持っていただけに、この結末に納得できないファンが多かったようです。

中には「打ち切りだったのでは?」なんて声も。でも、調べてみるとそれは全くの誤解!作者の末次由紀先生は、全50巻で物語を完結させる構想を元々持っており、物語全体を通して千早と太一の心理描写を丁寧に積み重ねていました。

つまり、あの結末は「運命の恋」だけでなく、「日常を支え続けた愛」という、もう一つの青春の形として描かれたものだったんです。読み返してみると、確かに太一の行動や言葉の端々に伏線が隠されていて、「そういうことだったのか…!」と唸らされます。

賛否両論が巻き起こるほど、みんながキャラクターに本気で感情移入していた証拠とも言えますね。

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10年後の世界線…!新ドラマ『ちはやふる-めぐり-』がエモすぎた

最終回の論争を調べていたら、現在の『ちはやふる』バズの大きな理由が、2025年7月から放送された新ドラマ『ちはやふる-めぐり-』にあることがわかりました。これ、なんと実写映画の10年後を描くオリジナルストーリーなんです!

映画版のキャスト、広瀬すずちゃんたちが演じる千早や太一が、今度は“瑞沢かるた部OB・OG”として登場。新しい世代の高校生たちの青春を見守る姿が描かれていて、これがもう…エモいの大渋滞!

最終回放送日には、SNSがファンのお祭り状態に。キャストや原作者の末次先生もリアルタイムでポストしていて、その熱量がすごかったです。特に、成長した太一が周防元名人のために研究を続けている姿には「泣ける」との声が続出。

千早たち瑞沢メンバーが再会するシーンでは、多くのファンが涙腺崩壊したみたいです。旧作ファンにはたまらない展開の連続で、「最高の続編をありがとう」という感謝の声で溢れていました。

まさに世代を超えて『ちはやふる』の青春が“巡って”いる感じがして、胸が熱くなりました。

関連ポスト / SNSの反応

全10話には収まりきらない、10年前からつづいてきた、そしてこれからもまだまだつづいていくであろう青春物語。 巡り巡って、また逢えますよう😌 #ちはやふる pic.x.com/BSjaRQiANV

ちはやふる-めぐり- 最後までご覧いただき、 ありがとうございました。 たくさんの想いを受け継いだこの襷。 心を懸けて、青春全てを懸けて、挑みました。 折江懸心に出会えて幸せです。 ありがとうございました! #ちはやふる #藤原大祐 pic.x.com/OG2VGfde7d

改めて、演技でかるたに青春をかけてくれたドラマチームのみなさんありがとうございました。とても楽しい3ヶ月、そして2年間でした。 アドレ女学館の皆さんのことも描きたかった!競技かるたの出来る女優さんがチームに入ってくれてました✨ 皆さんのことこれからも応援してます。 #ちはやふる pic.x.com/wuntCQxzKG

瑞沢メンバー再会で涙腺崩壊😭😭😭 #ちはやふる pic.x.com/cdxlujaaxQ

太一がお世話になった周防元名人のために研究してるの泣ける😭😭😭😭😭 #ちはやふる pic.x.com/1KGDEYZonP

ドラマちはやふるをご視聴頂いた皆様、本当にありがとうございました。〝結び〟をほどいて、新たな〝めぐる〟を作れた事、末次先生に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

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まだ終わらない!続編漫画『plus きみがため』で描かれる新たな青春

ドラマの盛り上がりだけじゃないんです。『ちはやふる』の世界は、漫画でも続いていました!2023年12月から、新連載『ちはやふる plus きみがため』がスタート。

こちらは、千早たちが卒業した後の瑞沢高校かるた部が舞台。新たな主人公・長良凛月(ながら りつ)くんを中心に、新しい世代のかるたにかける青春が描かれています。末次先生のインタビューによると、この続編は「強くなることの外側」も描いていきたいとのこと。

かるたの強さだけでなく、キャラクターたちの内面や人間関係がより深く掘り下げられていくのかもしれません。完結したはずの物語が、こうして新しい形で続いていくのは、ファンとしては嬉しすぎますよね。

最終回の結末にモヤモヤしていた人も、千早たちのその後の人生が垣間見えるかもしれない続編や新ドラマをチェックすることで、また違った感想を抱くことができるかもしれません。

物語はまだ終わらない、そう思うとワクワクします!

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調査してみてわかった、『ちはやふる』が今も愛される理由

今回、『ちはやふる』が再燃している理由を調べてみて、正直驚きの連続でした。漫画の最終回をめぐる論争は、それだけ多くの読者が物語を深く愛し、キャラクターたちの幸せを真剣に願っていたからこそ生まれた熱量だったんですね。

そして、その熱に応えるかのように、10年後を描く新ドラマや、新たな世代の続編漫画がスタートしている。これって、作り手とファンとの最高の関係性じゃないでしょうか。

単なる懐かしさだけじゃなく、「現在進行形」で楽しみが続いているのが、『ちはやふる』が今もなお多くの人を惹きつける最大の理由だと感じました。最終回の結末に思うところがあった人も、これから初めて触れる人も、この機会にぜひ『ちはやふる』の奥深い世界に飛び込んでみてください。

きっと、かるたにかける彼らの青春の熱さに、心を揺さぶられるはずです!