SHISHAMOが2026年6月13、14日に神奈川・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)でラストライブ「SHISHAMO THE FINAL!!! 〜Thanks for everything〜」を開催。 この公演をもってバンドの活動を終了することが発表された。活動終了は、メンバー3人で話し合いを重ねた結果、決断されたという。

出典: SHISHAMO活動終了、ラストライブは等々力陸上競技場2DAYS(コメントあり) - 音楽ナタリー

最近SNSで「SHISHAMO」の名前をよく見かけるなと思ったら、まさかの活動『完結』というニュース。え、解散しちゃうの!?と驚いた人も多いんじゃないでしょうか。

私もその一人です。でも、詳しく調べてみると、そこには「解散」という言葉では片付けられない、もっと深くてエモい物語がありました。国民的ガールズバンドとして、私たちの日常に寄り添ってくれたSHISHAMO。

なぜこのタイミングで「完結」を選んだのか?そして、多くのファンが涙するラストライブの舞台、過去2度も中止になった“因縁の地”等々力陸上競技場に懸ける想いとは。SNSで溢れるファンの声と共に、その真相を調べてみました。

「え、解散しちゃうの?」衝撃の活動『完結』発表とSNSの反応

ことの発端は、2025年9月27日にZepp Hanedaで行われたワンマンライブ。そのアンコールで、メンバー自身の口から突然、2026年6月での活動「完結」が告げられました。

このニュースは瞬く間にSNSを駆け巡り、「SHISHAMO解散」というワードがトレンド入り。ファンからは「私の青春でした」「悲しすぎる」といった声が殺到しました。

特に、SHISHAMOの代表曲「明日も」をチャント(応援歌)として使っているサッカーJ1・川崎フロンターレのサポーターからは、感謝とエールが溢れています。活動終了発表後、ホームスタジアムである等々力陸上競技場では、サポーターたちが「明日も」を大合唱。

その光景は、SHISHAMOがどれだけ多くの人に愛され、日常に溶け込んでいたかを物語っていました。ただ、多くの人が「解散」という言葉を使っていますが、公式発表はあくまで「活動完結」。

この言葉の違いに、今回の決断の重要な意味が隠されているようです。

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Perfumeが活動休止。 Hi-STANDARDが活動再開。 MOSHIMOが活動休止。 SHISHAMOが活動終了。 すごいラッシュだ。

パンケーキにメンチカツにコロッケで デブ活🐷 2枚目は熱くて3枚目は美味しくてびっくりの顔^_^ そしてSHISHAMO解散かなぴい。。 pic.x.com/GjKwOL5ZFF

SHISHAMOは私の青春でした 活動終了悲しすぎる、まだまだ聴く‼️ 今日はSHISHAMOカラー pic.x.com/dwoLwCYsWB

等々力の雰囲気をお裾分け 選手入場から 生『明日も』 涙 #明日も #SHISHAMO #川崎フロンターレ #frontle pic.x.com/E5I9Az30Ie

サポーターとSHISHAMOの「明日も」が混ざり合い、魂が震える。🐟⚽️🎤🐬 さぁ、みんなで歌おう。そして、勝とう!❤️‍🔥 #frontale #川崎フロンターレ #SHISHAMO pic.x.com/bohbe2WdAy

「#SHISHAMO」の活動終了発表から一夜明けた一戦。 #川崎フロンターレ のサポーターが歌う「#明日も」は、いつも以上に熱が込められていました。 @frontale_staff 川崎サポーターが活動終了発表したSHISHAMOの「明日も」を大合唱 | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20250…

SHISHAMOさんの曲に救われてきた人が、本当にたくさんいると思います。 私にとっても、らそんぶるにとってもそう。 とても大きな影響をくれた、特別なバンド。 全部が大切な思い出で、 その存在はこれからもずっと変わらないです。

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不仲でも病気でもない。メンバーが語った「完結」の本当の理由

活動終了と聞くと、どうしても「メンバー間の不仲」や「音楽性の違い」といったネガティブな理由を想像しがちですよね。SNSでも「ドラムの子が病気だから?」といった憶測が見られました。

でも、公式発表によると、真相はまったく違いました。きっかけは、2024年の初夏にベースの松岡彩さんから「これからの自分とSHISHAMO」について相談があったこと。

そこからメンバー3人で何度も話し合いを重ね、「SHISHAMOの完結に向かって歩んでいこう」という結論に至ったそうです。これは、誰か一人が辞めたいと言ったわけではなく、全員でバンドの未来を考えた上での、前向きな決断だったんですね。

ドラムの吉川美冴貴さんが体調不良で休養していた時期もありましたが、活動終了の話し合いはその前から始まっていたとのことで、直接的な原因ではないようです。むしろ、この決断の背景には、メンバー同士の深い信頼関係が感じられます。

SNSでは、かつて藤井風さんの才能を見出し、世に出るきっかけを作ったのがSHISHAMOの宮崎朝子さんだったというエピソードも話題に。こうした話からも、彼女たちの温かい人柄や、音楽シーンでの素敵な繋がりがうかがえます。

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藤井風が恩人と呼んだのは いつもSHISHAMOだった まだ無名だった彼の才能をずっずさんへと繋いでくれた その奇跡がなければ今日の藤井風は生まれていない 寝そべり配信で歌った「水色の日々」はSHISHAMOへの深い感謝と愛が溢れてる🩵 「今日だけは泣いたっていいでしょう?」 #SHISHAMO解散 #藤井風 pic.x.com/2tvYCYlfjq

風さんファンはご存知の方が多いですが風さんをマネジメントしたかったずっずさんの背中をドンと押してくれたSHISHAMOの宮崎さんの存在は今考えても震えるほど大きい 縁や運命を感じるし本当に男前な女神🥹 活動終了はとても残念で寂しいけど改めて感謝を伝えたい🫶 📸ずっずダイアリー20.12.31より pic.x.com/nuAedpafZL

釜山ロックフェスにお招き頂き視察をし、今、韓国から戻ってきた。 釜山フェスは様々な刺激や気付きがあり、それは色々伝えたいが、帰国した日本では昨晩から寂しい発表が駆け巡っている。 伝わらないかもしれないが、僕の12年間をSHISHAMOは大きく変えてくれた。 感謝と共に来春まで応援&楽しみたい。 x.com/shishamo_band/…

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涙なしには見られない!因縁の地・等々力に懸ける“三度目の正直”

そして、今回の発表で最もファンの胸を熱くさせているのが、ラストライブの会場です。その場所は、地元・川崎市にある「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」、通称・等々力陸上競技場。

実はSHISHAMOにとって、ここは“悲願の地”なんです。2018年、初のスタジアムライブをこの場所で予定していましたが、台風で中止に。さらに2020年、リベンジを誓ったライブも新型コロナウイルスの影響で再び中止。

二度も夢を阻まれた、まさに“因縁の地”でした。そんな場所を、バンドの歴史に幕を閉じる最後のステージに選んだのです。このドラマチックな展開に、「絶対泣いちゃう」「三度目の正直、絶対成功させよう」と、ファンからの熱いメッセージがSNSに溢れています。

これはもう、単なるラストライブではありません。SHISHAMOとファンが長年抱き続けた夢を、最後にみんなで叶えるための、最高の舞台なんです。チケット争奪戦はすでに始まっており、彼女たちの最後の勇姿を見届けたいという想いが、日本中から等々力に集まろうとしています。

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#川崎フロンターレ サポーターから #SHISHAMO さんに感謝&エールが送られました! 1:横断幕! 2:いつものフラッグの下で、『明日も』のチャントを大きな声で、 3:繰り返し #U等々力 に響かせました! 4:Tシャツ! 来年6月にU等々力でラストライブを行います。 すでにチケットは販売中です🔥🔥 pic.x.com/AGqhcVVbGp x.com/SHISHAMO_BAND/…

しゃもサポさんに届け! クラップだけの明日もチャント から後半太鼓付き 終わった後はBGMが明日も 情緒不安定すぎる😭 #SHISHAMO pic.x.com/a1eHHMvDdE

2018年のSHISHAMO NO NATSUMATSURI特設サイト、生きてた。 会場へのアクセスとか載ってるよ shishamo.biz/feature/natsum…

【川崎4-4柏】 大大大疲労。両チームお疲れ様でした。 決戦は #ルヴァンカップ へ #SHISHAMO ラスト等々力まで共に‼️ #Jリーグ #jleague #川崎フロンターレ #frontale #柏レイソル #reysol #TFU2025 pic.x.com/6ExUb2mw8i

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「ありがとうSHISHAMO!」これからも私たちの青春です

今回、SHISHAMOの活動「完結」のニュースを調べてみて、最初は寂しさでいっぱいでしたが、今は少し違う気持ちです。これは悲しい「解散」ではなく、メンバー全員で未来を見据えた、とても前向きで美しい「完結」なんだと分かりました。

そして、二度の挫折を乗り越えて、最後に夢の舞台である等々力陸上競技場に立つというストーリーは、まるで映画のよう。彼女たちの音楽に、これまでたくさんの元気や勇気をもらってきました。

ラストライブは、きっと涙と笑顔でいっぱいになるはず。SHISHAMOがくれたたくさんの素敵な曲たちを聴きながら、その日まで、そしてその日からも、彼女たちのことを応援し続けたい。

そう感じたファンは、きっと私だけじゃないはずです。