動画配信(VOD)市場規模は、2024年に前年比103.3%の5,930億円となる見込みです。2029年には、2024年比で132.8%、7,873億円に達すると予測されます。 2020年以降、コロナ禍の巣ごもり需要を背景に市場は急拡大しましたが、その揺り戻しや動画配信サービスの浸透により、成長率は落ち着き、市場は新たなフェーズに突入しています。

出典: 動画配信の国内市場規模は5930億円(24年、前年比3.3%増) - GEM Standard

最近、テレビよりもYouTubeやTikTokのライブ配信を見てる時間の方が長いかも…なんて思うこと、ありませんか?コロナ禍の「巣ごもり需要」をきっかけに、一気に私たちの生活に浸透した「配信動画」。

今やエンタメの中心と言ってもいいくらい、毎日誰かが配信していて、それを誰かが見ている。ゲーム実況、雑談、VTuber、ライブコマース…。気づけば、配信者と視聴者がリアルタイムで繋がれるこの空間に、どっぷりハマってしまっていました。

でも、なんでこんなに夢中になっちゃうんだろう?そして、キラキラして見える配信者の世界って、本当に「誰でも簡単に稼げる」夢のような場所なのかな?そんな素朴な疑問から、流行りの「配信動画」の裏側をちょっとだけ深掘りしてみることに。

そしたら、憧れだけじゃ語れない、配信者のリアルな苦労や、想像もしていなかった市場の仕組み、さらにはちょっと怖い「影」の部分まで見えてきて…。今回は、そんな調査の過程で感じた驚きや発見を、同じように配信動画が気になっている皆さんと共有したいと思います。

「推し」と繋がれる!私たちが配信動画に沼るワケ

そもそも、どうして私たちはこんなに配信動画に惹きつけられるんでしょうか。調べてみると、その最大の魅力は「リアルタイム性」と「双方向コミュニケーション」にあるみたいです。

テレビと違って、コメントを送れば配信者がその場で反応してくれたり、アンケート機能で企画に参加できたり。まるで、配信者と一対一で話しているような、友達と遊んでいるような、そんな「近さ」がたまらないんですよね。

特に最近アツいのがVTuberの世界。見た目は二次元のキャラクターなのに、中身は人間味あふれる「生身」の個人。そのギャップが「親近感」や「共感」を生んで、多くの人が「推し」として応援したくなる気持ち、すごくよく分かります。

実際、SNSを見ていても「今日の配信も最高だった!」「この絡み、てぇてぇ…」みたいな熱い感想で溢れていて、配信を通じて一つの大きなコミュニティが生まれているのを感じます。

ゲーム実況で一緒にハラハラしたり、雑談配信でゆるい時間を共有したり。ただの映像コンテンツじゃなくて、誰かと「今」を共有できる体験そのものが、私たちを沼らせる一番の理由なのかもしれません。

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「稼げる」は本当?憧れの配信者、そのリアルな懐事情

「好きなことで、生きていく」って最高に聞こえるけど、実際はどうなんでしょう。「配信だけで生活できたらな〜」なんて誰もが一度は夢見るはず。調べてみると、配信者の収入源って、私たちがよく知る「投げ銭(スパチャ)」や「サブスク(メンバーシップ)」だけじゃないんですね。

動画の再生数に応じた広告収入はもちろん、企業の商品を紹介する「企業案件」、オリジナルのグッズ販売まで、かなり多様。なるほど、これらを組み合わせて収入を安定させているのか…と納得しました。

でも、現実はそんなに甘くないみたい。「誰でも簡単に大金が稼げる」っていうのは、残念ながら幻想に近いようです。トップクラスの配信者は確かにすごい額を稼いでいるけど、そこに至るまでには、毎日休まず配信を続けたり、面白い企画を考え抜いたり、ファンとの交流を欠かさなかったり…想像を絶する努力が必要不可欠。

プラットフォームも、幅広い層にリーチできるYouTubeと、熱心なファンがつきやすいゲーム特化のTwitchでは、戦略が全然違うみたい。成功している人たちは、ただ好きなことをやっているだけじゃなくて、どうすればもっと見てもらえるか、応援してもらえるかを常に考える「戦略家」でもあるんですね。

華やかな世界の裏にある、地道な努力を知って、配信者を見る目がちょっと変わりました。

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キラキラだけじゃない…配信動画の「裏側」で起きていたこと

配信動画の世界を調べていく中で、ちょっと衝撃的なニュースを見つけてしまいました。なんと、ある政治家の陣営が、ネットの配信動画で自分を応援する「やらせコメント」を書き込むよう、支援者にお願いしていたというんです。

SNSではこの話題で持ちきりでした。

「認めちゃった💦 小泉陣営、配信動画に『やらせコメント』要請 週刊誌報道に事実認める」という投稿や、「ほんとにヤラセ、SNS工作やってたんだ…。 これで自分たちに都合の悪い情報には粛清するぞって脅してたんだから話にならんな」といった厳しい意見が飛び交っていて、事の重大さを感じました。

「『これは本命候補でしょ!』『なんか顔つき変わった!?』など24の例文」まで用意されていたというのには、正直、引いちゃいますよね…。

多くの人がリアルな反応を求めて集まるライブ配信の場で、こんな風に印象操作が行われていたなんて。これは政治の世界だけの話じゃなくて、私たちの身近なところでも起こりうることなのかもしれない、と少し怖くなりました。

他にも、公共の場で迷惑行為をして再生数を稼ぐ「迷惑系配信者」の問題も後を絶ちません。誰でも発信できるようになったからこそ、その裏では、モラルが問われるような問題も起きている。

光が強ければ、影もまた濃くなる。配信動画のそんな一面を、まざまざと見せつけられた気がします。

関連ポスト / SNSの反応

認めちゃった💦 小泉陣営、配信動画に「やらせコメント」要請 週刊誌報道に事実認める | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20250…

ほんとにヤラセ、SNS工作やってたんだ…。 これで自分たちに都合の悪い情報には粛清するぞって脅してたんだから話にならんな。小泉陣営は党内でも特に腐った集団って事じゃん 小泉陣営、配信動画に「やらせコメント」要請 週刊誌報道に事実認める | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20250…

えw。まさか本当にやってたのか。まさにバカ丸出し。小泉陣営、もし最悪で政権とったら、そのまま小泉「政権」の基本的性格になるかもね。バカまるだしが。 小泉陣営、配信動画に「やらせコメント」要請 週刊誌報道に事実認める | 毎日新聞mainichi.jp/articles/20250…

ヤラセかよ!人間の器がセコ過ぎる。 メールには「これは本命候補でしょ!」「なんか顔つき変わった!?」「去年より渋みが増したか」など24の例文が記載された。 小泉陣営、配信動画に「やらせコメント」要請 週刊誌報道に事実認める | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20250…

⬜️小泉陣営、配信動画に「やらせコメント」要請 週刊誌報道に事実認める 「これは本命候補でしょ!」「なんか顔つき変わった!?」「去年より渋みが増したか」など24の例文のほか、「ビジネスエセ保守に負けるな」など最大のライバルである高市氏を中傷するような文言も…mainichi.jp/articles/20250… 終了

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憧れの世界を調べてみて感じたこと

今回、「配信動画」の世界を自分なりに調べてみて、改めてその影響力の大きさと、奥深さを感じました。配信者と視聴者がリアルタイムで繋がり、新しい文化やコミュニティが生まれる場所。

それは本当に魅力的で、私たちがハマるのも当然だなって思います。でもその一方で、成功のためには見えない努力が不可欠だし、人気稼ぎのためにルールを破る人が出てくるような「影」の部分もある。

キラキラした世界への憧れは持ちつつも、その裏側で何が起きているのかを冷静に知っておくことって、すごく大事だと思いました。これからも一人の視聴者として、情報の裏側をちょっとだけ意識しながら、賢く、そして楽しく「配信動画」の世界に関わっていきたいな、と感じています。