「#今月描いた絵を晒そう」というハッシュタグが、Twitterで盛り上がりを見せています。その月のうちに描いたイラストにこのタグを付けて投稿する……というもので、月末が近づくにつれて投稿数が増えていくようです。 プロのイラストレーターから「描いてみた」レベルの人まで、いろんな絵師が参加しているのが見どころ。

出典: 「今月描いた絵を晒そう」がSNSで話題に ネットにはいろんな絵があるぞ! - ねとらぼ

毎月、月末になるとSNSで見かける「#今月描いた絵を晒そう」というハッシュタグ。気になってはいたものの、タイムラインに流れてくるのは、思わず「プロ!?」と声が出てしまうようなハイクオリティなイラストばかり。

「絵が上手な人たちのお祭りなんだな…」と、どこか遠い世界の出来事のように感じていました。でも、このタグが毎月のようにトレンド入りするのには、何か特別な理由があるんじゃないか?

そう思って詳しく調べてみることにしたんです。すると、そこには「上手い下手」の物差しだけでは測れない、もっと深くて温かい、クリエイターたちの"つながり"と"成長"のドラマが隠されていました。

「絵を描くって孤独な作業だと思っていたけど、こんなにも多くの仲間がいたんだ!」――そんな発見と共感に満ちた、このハッシュタグの本当の魅力を、今回はじっくりレポートします!

月末の風物詩!「#今月描いた絵を晒そう」の正体とは?

まず気になったのは、「#今月描いた絵を晒そう」って、一体どんな目的で始まったんだろう?ということ。調べてみると、これはその名の通り「その月に描いた絵をみんなで投稿し合おう!」という、とってもシンプルなハッシュタグ企画でした。

毎月末になると、多くの絵描きさんたちがこのタグをつけて、完成した力作から練習中のラフ画まで、さまざまな作品をポストします。

実際にXでハッシュタグを覗いてみると、本当に多種多様なイラストで溢れかえっていて、見ているだけでも楽しい!人気アニメやゲームのファンアートから、オリジナルのキャラクター、美しい風景画まで、まさにジャンル無用の展覧会のよう。

例えば、こんな素敵な作品がたくさん投稿されています。

オタク、レゼ編から抜け出せない #今月描いた絵を晒そう pic.x.com/Rc461Bo09m

— shiiko (@hayakuhashireyo)

ピースダスカ✌️ #今月描いた絵を晒そう #ウマ娘 pic.x.com/OW4RHBq0bX

— take (@take9787331411)

#今月描いた絵を晒そう メイド・メイド・メイド pic.x.com/FA46GO0bgq

— ぐりこげ🐟 (@Green_Kohgen)

このように、たくさんの「いいね」やコメントが飛び交う様子は、まさに月末のSNSを彩るお祭り騒ぎ。クリエイターたちが互いの作品を称え合い、刺激を受け合う、熱気あふれるコミュニケーションの場になっていることがわかりました。

単なる作品発表の場というだけでなく、月ごとの創作活動の締めくくりとして、多くの人にとって大切なイベントとして定着しているんですね。

関連ポスト / SNSの反応

オタク、レゼ編から抜け出せない #今月描いた絵を晒そう pic.x.com/Rc461Bo09m

ピースダスカ✌️ #今月描いた絵を晒そう #ウマ娘 pic.x.com/OW4RHBq0bX

#今月描いた絵を晒そう メイド・メイド・メイド pic.x.com/FA46GO0bgq

ミカ #今月描いた絵を晒そう pic.x.com/ii4S8LJhBL

参考リンク

「上手い人だけ」は大きな誤解!参加してわかる本当の魅力

調査を進める中で一番の発見だったのが、「このタグは、必ずしも『上手い絵』を自慢するためだけのものではない」ということ。むしろ、多くの参加者にとって、もっと大切な目的があることがわかってきました。

それは「モチベーションの維持」や「自分の成長記録」です。

ネイチャこれしか描いてない。来月がんばる #今月描いた絵を晒そう pic.x.com/7J7pQz3u2T

— 深山みづき🍵趣味絵描き (@miyamaV2)

#今月描いた絵を晒そう 今月はあまり描けなかったので来月は頑張る! pic.x.com/gUNYzdLfTu

— 置物 (@put_buri)

今月は15枚描けました! 来月もよろしくお願いします! #今月描いた絵を晒そう pic.x.com/BiMlITUklf

— こうこうや (@U80x8Bltm00Rqeo)

こうした投稿からは、「今月はあまり描けなかったけど、来月はもっと頑張ろう」「これだけ描けた!」という、クリエイターたちのリアルな感情が伝わってきます。一人で黙々と創作していると、時にはやる気を失ったり、自分の成長が分からなくなったりするもの。

でも、月に一度、自分の作品を「晒す」ことで、他の人と比べなくても「先月の自分」からの成長を実感できたり、仲間からの「いいね」や温かいコメントが次への活力になったりする。

このハッシュタグは、そんなクリエイターたちの孤独に寄り添い、背中を押し合うための、ゆるやかで温かいコミュニティとして機能していたんです。プロもアマチュアも、初心者もベテランも関係なく、誰もが自分のペースで参加できる。

この懐の深さこそが、多くの人を惹きつける最大の魅力なのかもしれません。

関連ポスト / SNSの反応

ネイチャこれしか描いてない。来月がんばる #今月描いた絵を晒そう pic.x.com/7J7pQz3u2T

#今月描いた絵を晒そう 今月はあまり描けなかったので来月は頑張る! pic.x.com/gUNYzdLfTu

今月は15枚描けました! 来月もよろしくお願いします! #今月描いた絵を晒そう pic.x.com/BiMlITUklf

来月からはザリンちゃんいっぱい描きたい #今月描いた絵を晒そう pic.x.com/Y3QPbbNhFX

#今月描いた絵を晒そう 来月もよろしくお願いします✨ pic.x.com/ongVUkjjqn

先生×ワカモらくがき #今月描いた絵を晒そう 甘酸っぱくて初々しいのがすきなのでこういうのばかり描いてしまう pic.x.com/UDfNbYnYug

参考リンク

ただのタグじゃなかった!創作の輪がくれる勇気と熱量

今回「#今月描いた絵を晒そう」を調べてみて、当初抱いていた「上手い人たちのための発表会」というイメージは、良い意味で完全に裏切られました。もちろん、素晴らしい作品に出会える楽しさもありますが、このタグの核心は、創作活動における喜びや苦しみを分かち合い、互いに励まし合うコミュニティの存在そのものにあったんです。

「絵を描くのが好き」という共通点でつながった人々が、それぞれのペースで成長し、その過程を共有する。その温かい雰囲気が、毎月末のトレンドを生み出す原動力になっているのだと実感しました。

もしあなたが「絵を見せるのは恥ずかしい」と感じているなら、ぜひ一度このハッシュタグをじっくり眺めてみてください。きっと、完璧じゃないけど愛がこもった作品や、「来月こそは!」と意気込む仲間の姿に、何かを感じるはず。

そして、自分も何かを表現してみたくなる勇気がもらえるかもしれません。