ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)で
台風情報を確認する方法
このリンクからECMWFにアクセスすれば、
アジア地域の天候情報を直で見られるはずである。
(アジア地域が表示されるまで少し時間がかかります。)
ECMWFトップページからアクセスする方法も紹介しておこう。
1.上部メニュー → Forecasts → Charts をクリック
2.Medium range をクリック
3.High resolution forecast をクリック
4.デフォルトではヨーロッパを表示しているので、
Area を Asia に変更
5.アジア地域が表示されました。
下の操作バーで時刻を指定できます。
(スマホでも同じようなとこタップすればいけるはず!)
以上の手順を解説する動画もつくってみた。
2014/08/02 21時現在、日本に接近中のW台風の情報は、
この動画の最後であたりでも確認できる。
濃い緑色になっているところが、気圧が低く風速が強いところ。
右側の色分けの数字は「風速」と見て差し支えない。
風速15m/s~20m/sは黄色、というように。
台風の名前や詳しい情報などは載っていないが、
だいたい丸くなってるのが台風だとわかるだろう。
現在時刻の気象庁の予想図と比べて見てみると分かりやすい。
2014/08/02 21:00 時点での予想では、
台風12号(ナクリー)は、数日中に弱まるが、
台風11号(ハーロン)は、勢力を保ったまま1週間後くらいには
日本列島を横断すると予想されている。
ちなみに、時刻は世界標準時(UTC)になっているので、
日本時間に直すには+9時間する必要があるので注意です。
気象庁や米軍の予想情報との違いと信頼性について
最も大きな違いは、
気象庁、米軍で見れる台風進路予想情報は5日先までなのに対し、
ECMWFは10日先までの予想天気図を簡単に見ることができる。
ただし、先の気象情報を予想するのは現代の技術でもまだ難しいようで、
10日先の予想ともなると、正確性はどうしても低くなってしまう模様。
気象庁や米軍が5日先までの台風情報しか公開していないのは、
余計な混乱や不要なクレームを避けるためなのかもしれないね。
実際、気象庁発表の5日先の台風進路予想情報も、
結構ハズレたりするからさ…
動画まで作って見方を紹介しておいてなんだけども、
6日以上先の予想は、あくまで参考程度にとどめておくのが良いだろう。
編集後記
一週間後くらいに飛行機使う予定があるなら、
参考になる…かな?
「備えあれば嬉しいな」って。
ちなみに、ヨーロッパの機関だからって、
アジアはいい加減ってことは無いはずデスヨ。
世界中の気候を Super computer で
同じように計算してるらしいからネ!
oO( 動画まで作るのは実際ちょっと面倒だった。必要あったかなぁ…? )
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